
キャンピングカーの旅行!楽しそう。
でも、キャンピングカーって高くてとてもじゃないけど変えない。
じゃー自作できないだろうか?
そう感じて「車検登録する条件を調べたい!」
でも自作でキャンピングカー登録するのは知識や手間。そしてお金もかかり一筋縄ではいかないと私は考えてます。
昔は登録が安易で税金も安かったので「なんちゃってキャンピングカーが多く介在」その為に車検要領が難しくなり税金面でもメリットは無くなりました。
キャンピングカーとして登録する条件を満たそうとすると超えなければいけないハードルが山のよう。
キャンピングカーを自作するのに最低限必要な知識として
キャンピングカーの様に快適にしようとすると電気の知識も必要となります。
正直にお話すると「キャンピングカー登録車が」欲しいのであれば
ぶっちゃけ購入(中古でも)した方が良いと思いますよ。
ですが、私も自作するのが好きなので作る楽しみは理解してます。
自分でキャンピングカー登録できれば嬉しいし、作り込む楽しみもあります。
なので、キャンピングカー登録条件もお話しもしながら、キャンピングカーじゃないけどキャンピングカーのように使える自作の車中泊車の件についてもお話したいと思います。
では、まずは簡単にキャンピングカーとしての登録条件のお話から。
キャンピングカーとして登録するのには特殊な条件が必要
キャンピングカーは特殊車両になります、したがって登録条件も特殊となります。
簡単にまとめると
それぞれに細かく要件があり理解するのも、条件を満たすのも大変なんです。
それと、キャンピングカーとしての登録条件だけでは無く、車両全般の話としての要件も理解する必要があります。
例えば
布系の素材シート、内張りは日本自動車車体工業会(JABIA)認定でないといけない。
木材を貼り付けるのであれば厚み3mm以上でないとダメとか
色々と知識を把握しなければならないのです。
この細かな要件をブログではフォローできないと断言できます。
なので本気で作りたい人はYouTube動画、ブログを見ても知識としては入りますが結局の所、何度も陸運局へ足を運ぶ必要があるでしょう!
ここからは先にキャンピングカーではないけど、キャンピングカーのように使える方法をお話したいと思います。
キャンピングカー登録条件は満たしてはいないけど近い使い方をするには?
業者が作ったキャンピングカーは冷蔵庫、キッチン、クーラー、大容量の電気設備など多くの設備が取り付けされていてとても魅力的です。
自作となるとそこまでは難しいです。
車中泊車として就寝だけも考えるのも有りですね。
シンプルになるほど作りやすくなりますが、冷蔵庫・電子レンジ・電気設備を有する車中泊車は自作可能です。
ただし、車検の際に取り外しが必要場合もある事を理解した上で聞いてください。
以前はバスコンのコースターを乗っていましたが、今ではハイエースを車中泊車にしています。
1ナンバーのままで車検の際には外す事を前提に車中泊車を作ってます。
1ナンバーの車ではれば車検重量の±100㎏までは重量が変化しても軽微な構造変更として車検が通ります。
簡単に言うと、そこまでは余分な物を取り付けても大丈夫な可能性が高いという事です。
内容が濃いいので↓を見て頂けるとありがたいです。
車検時に写真のベッドと写真左の冷蔵庫・ポータブ電源・電子レンジは外して通しました。
ハイエースを車中泊車に改造しているhanahiroです。 大方の改造が完了し長期連休車中泊旅行やキャンプ、親子 …
4ナンバーのハイエースでしたら、軽微な構造変更の±の重量が減るので注意してください。
私はこんな感じで作ってますが
バンライフ等で調べるとより一層詳しく調べる事ができますよ。
いやいや、私はキャンピングカー登録を目指してるんだ!考えている方に向けて
ここからはキャンピングカーの登録条件を詳しく説明いたします。
キャンピングかーとしての登録条件の解説
就寝スペース
車の中で平坦な場所で足を延ばして寝る事が出来る事は、キャンピングカーの醍醐味の一つ!
乗用車ではなかなか叶わないですよね。
就寝スペースも様々な条件があるので、まずは、ここからお話させて頂きます。
就寝設備の数
※乗車定員3名以下は大人用の就寝設備を2人以上
普通免許で運転できるキャンピングカーの条件として最大乗車定員が10人以下となります。
詳しく知りたい方は⇒「キャンピングカーは普通免許で運転できる?」をご覧ください。
乗車定員最大の10名にした場合、就寝定員は3.33人 少数点は切り上げとなると就寝定員は4人分となります。
次に就寝場所の寸法(サイズ)の事についてお話します。
就寝設備の構造と寸法
こちらが私の車のメインの就寝場所です。
シュラフは置いてますが平坦になってますよね!
私はここで寝るの大好きです。
家で止めていても、たまにここでお昼寝をしたりします。
「子供が小さい事もあり、今の所は家族3人「川の字」でここで寝てるんですよ!」
次に「就寝箇所の上面が0.5m以上あること」ですが
「ベッド上面から0.5m(50cm)上に何もない事」
ベッドの上は寝返りができるくらいの隙間はあけましょう!を具体化した数字をいれていると私は思います。幅0.5mで寝返りできませんけどね。
もし、将来もっと就寝人数を増やしたいと考えればコースターでは現状の就寝スペースの上に新に作る事は可能ですね。
就寝設備と座席の兼用
ただし
「就寝設備は乗用装置の座席と兼用ではない事」と書かれてますが、写真のように専用でつくられた平らなシートならOKなんですね。
「乗車装置の座面の座面及び背あて部を就寝設備として使用する状態にした場合に、就寝設備の上面全体が連続した平面を作るものである事」
就寝展開した時に写真では平になってますよね!
専用で造られているので、これで問題なし!
ここでは就寝スペースについてお話しました、次は水回りとキッチンについてお話いたします。
シンク前の高さも書いているので、自作される方は絶対読んで下さい。
要件を満足する水道設備及び炊事設備を有すること
水道設備(水のタンク・蛇口・シンク)や炊事設備(カセットコンロ)はキャンピングカーとして必要な装備です。
もちろん乗用車には積んでいない装備
この装備を車に乗せようとDIYするのは悩んでしまいませんか?
サイズだったり、設置している前の高さなどの基準もあります。
そんな所を詳しく説明させて頂きます。
水道設備
「10L以上の貯蔵できる、給・排水のタンクがそれぞれ必要」
私は登録上タンクは設置しておりますが、水は2Lペットボトルを数本持って行きます。
タンク内は汚くなるし、衛生面でも良いとは言えないので。
ペットボトルなら簡単に交換、廃却が可能な所があるのでペットボトルを利用しております。
「タンクから洗面台等に水を供給できる装置が必要」
これは、蛇口と水吸い上げ用ポンプが必要となります。
このシンクですが、シンクは「IKEA」で購入 確か4000円程度だったような・・・
蛇口はネット購入です。どこで買ったかな??? 確か5000円程度だったような・・・
水吸い上げ用のポンプですが、こちらは中古購入時に着いていたものです。
写真の矢印部分が1600mm以上あればOKとなります。
もちろんコースターは問題ないのですが、ハイエースのハイルーフ、特装車でなければこの1600㎜は確保できないかも!
まれに、ロールーフのハイエースでも8ナンバー取得しているのをキャンピングカーショーで見かけます。
これは水回り、キッチン周りの足元の一部だけをくり抜きして部分的に底下げで確保をしてます。
炊事設備
「コンロ等と人の間に他の設備がなく洗面台等の前には1600㎜以上の空間が必要」
これは「洗面台等と人の間に他の設備がなく洗面台等の前には1600㎜以上の空間が必要」と同じでコンロ使用前では1600mm以上の高さが必要です。
水道設備及び炊事設備の設置方法
簡単に言うとタンク・コンロは取り出し可能の固定されていなくても良い!
という事です。
ただし、車検時には取り外しできる物が乗っていないと、車検は通らなくなります。
最後に!
就寝スペース
要件を満足する水道設備及び炊事設備を有すること
最初にもお話しましたが、国土交通省の「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」を見て頂けると、小難しい口調で書いております。
その中にはポップアップ車の事や、就寝設備の子供サイズの事も書かれてます。
キャンピングカーを自作、DIYしてみようと思っているのであればキャラクターの登録の条件を詳しく読んでもらい理解してから行いましょう!
私のコースターは8ナンバー登録されていた車を自分でハーフDIY(リノベーション)を行ないました。
購入時にはシートは2×3×3
ファーストシート(運転席・助手席) セカンドシート(3人掛け) サードシート(3人掛け)で8人登録でした。
ですが、気に入らなくてサードシート撤去
その事に5人乗りとなり、購入して最初の車検時に構造変更を行いました。
購入時のキャンピングカーの登録の条件と変更する為です。
そこで、最初の車検を行うまでに大きく下記の工程をしました。
セカンドシートより後ろの内装撤去(サードシート・キッチン、電装系含む)
まだまだ仕上がってはおりませんが、ここまでして車検を通す事が出来ました。
構造変更を考えていたので詳しく点検されるのでは?と思い念入りにキャンピングカーの登録の条件を確認したのです。
適当にやっていれば車検通す事ができなかったかもわかりませんね。
あなたも、キャンピングカーとして登録する条件をシッカリ理解してがんばってみてください。
楽しいですよ~!