ハイエースDXをキャンピングカーへ向けて改造DIY(内装基礎編)

ハイエースをキャンピングカー仕様に近づける為に内装を作っているhanahiroです。
今回は、ハイエースの床張りを完了し、次のステップとして内装のお話をしていこうと思います。

床張りに興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。

ハイエースをキャンピングカーの8ナンバーにするのか?貨物の1ナンバーで維持するのか?実際の所、現時点でも決定していません。
ですが、どちらへでも向ける様に進んで行こうと考えています。

そういう考えを持ちながら内装を作り込んでいくのですが、目先の目標として内装の

  • ダブバッテリーや冷蔵庫の置き場所
  • ベッド作製

を作ってしまいたい!
ここまで完成すると車中泊が容易にできるようになるからなんですよ^^

先ずは、その目先の目標を作るのに、基本となる垂直で強度のある下地が車の側面に欲しい!
垂直で強度のある側面を手に入れる事で「それを起点にして色々と作り込める」と考えたのです。

新車で購入しハイエースなので相当悩んだ結果の作り込み方をお話したいと思います。

最後に動画を張り付けております!
内容を確認して頂いた後に見てもらえると、より理解して頂けると思います。

ハイエースをキャンピングカー仕様へとDIYに向かう悩み事

YouTube動画でバンライフ、キャンピングカー自作などのキーワードで色々と調べました。
海外動画も含めて。

そして得た結果は「けっこう車体にバスバスネジ打ちしている」これはアカン。
だって私の車新やもん(´;ω;`)ウゥゥ

しかし、強固な下地を作るには強い所から延ばしていくのが基本です。
その強い部分に固定した下地に、しっかりした棚やベッドを取り付けしないと剛性がなくなり不安定になる。
車は動くので、頑丈に固定しないと危ないし、キシミ音がする・・・。(過去の経験より実感(;^_^A)
素人DIYなら尚更。

次にの悩みとして、作った棚やベッドも簡単に外すせないといけない。
それは、車検時にどう転ぶかわからない「素人作製だから」。
どうにも車検に通らない場合、現状回復するために簡単に取り外せる必要があるんです。

こんな事を悩んで作り込んでいきました。

まず、基礎となった内装も兼ねた側板の写真をご覧ください。

窓埋め箇所は断熱がメインで強度が無いので下側の薄い木目部分が今後、棚及びベッドの基礎になってきます。
これを左右に展開していきました。

めっちゃガッヅリ固定できてます。

ハイエースをキャンピングカーへ向けてのDIY改造の材料と道具選定!

私、日曜大工は素人なので、カット・穴明けの説明は割愛させて頂きます。

では、ここから説明です。

強度の側板を作るのに、色々と悩んだ結果ムクの杉板をチョイスしました。
厚みも24mmあり丈夫、でも重さは推測で25kgくらいで重いです。

結果として側板に3枚(後部左右で2枚と右中央1枚)使用しているので車重が75kg重たくなったかも・・・!

今になって思いますが、下のヒノキにすれば良かった・・・と少し後悔・・・1000円けちるんじゃなかった。
車内の香が違うんですよぉ~( ノД`)シクシク…

カット道具として使ったのは、丸ノコとジグソー。

ムク板を取り付けするのに必要な道具

  • ハンドナッターツールキット
  • 穴拡大用の鉄研磨砥石
  • ドリル
  • 六角ボルト6×60 10本
  • ワッシャー 6×13 20個
  • ドリル 7㎜
  • ノギス 各箇所の測定道具
  • 寸切りボルト

ムク板を固定するのに悩みに悩んでチョイスした秘密道具が

これは何かと言うと、薄い鉄板の丸穴にネジ山を取り付けできる一式道具なんです。

使うにはしっかりと取説を読むのをおススメ致します。

管理人
管理人
ブラインドナットを潰して鉸める事でクリップの板厚の薄い穴にネジ山を取り付けれるんです。
これでバスバス穴明けしないように対策が可能になり、YouTubeで見た問題が解決し
24㎜のムク杉板をボルトONで固定できるようになりました。
そして、ボルトONとなり、何度も取り外しができるんです^^
その上締め付け後はしっかり固定されました。

これに辿り着くまでめっちゃ時間かかりました!

それとクリップ穴がブラインドナット径より少し小さいので、クリップ穴を広げる為に

実際この道具を使った訳ではないですが、参考までこんな道具が必要と言う事で記載いたします。

各部の測定に必要なのが「ノギス」外径、内径、深さ、段差を測定する測定具になります。
読み方、使い方がわからない人はデジタル表示をおススメ!
私はアナログの方が電池不要で好きですが。

この測定具でしっかり計測してボルトなり、ワッシャ、切込み深さを決めて行くことでしっかりとムダ無く作り込んでいけます。

では、ここからは合っているかどうかわかりませんが、私なりの取り付け方を説明していきたいと思います。

ハイエースをキャンピングカーへ向けてのDIY改造(内装取り付け)

材料、道具が揃ったので作業を進めていきますね。

①ムク板のホイールカバーの当たる所ををカットします。

②先ずずはクリップ止め用の穴で強度がある所を選定します。(私は5か所選定)
T字やL字の所に穴がある所が剛性があります。(手で動かして剛性があるところ)

③選定した穴を拡大します(ブラインドナットが入らないので入る大きさまで拡大する)

④ブラインドナットを鉸めてナットを固定

⑤寸切りボルトを短くカットし取り付けたナットに回して入れる(全箇所同じ長さで、出っ張りもほぼ同じ量で)

⑥カットしたムク板を立掛け、寸切りボルトとムク板を合わせ、少し叩いてムク板に凹みをつける

⑦凹んだ部分からボルト穴を通す穴を空ける。

実際の作業は

写真の様に、透明塩ビとムク杉の大きさは同じなので透明塩ビにマーキングをしてテンプレートとして使い
ホイールカバーの部分をカットしてボディーに合わせて、強度のあるクリップ止め部分にマーキングします。

マーキングしたのがこれです。
片側5か所マーキングしました。

クリップ止めでマーキングした場所に穴を空けます。

この作業だとズレが発生し穴がズレる事になったので、先に説明したやり方でした方がやりやすかったです。

まとめ

今回、私のハイエースをキャンピングカーや車中泊仕様にへ向けて基本となる内装部分を作りました。

言葉だけでは説明しずらい部分もありますし、25kgのムク板を何度も何度も出し入れしながら現物合わせをしカット、調整してきました。
実際めっちゃ手間かかってます。
ですが、金額は後部左右の設置で10000円程度です。
安くキャンピングカー仕様、車中泊車が欲しいと考えているのであれば、やはりDIYですね。

自画自賛で申し訳ないですが、この組み方でYouTube挙げている人はいなかったので、この案に辿りついた自分を褒めてあげたいと思います。