キャンピングカーは普通免許で運転できる?オーナー歴9年の私が詳しく解説

「キャンピングカーって普通の自動車免許で運転できるの?」

キャンピングカーを2台乗り継ぎ、2代目は1代目を教訓にDIYして作っているhanahiroです。

最近は、キャンピングカーが走っているのをよくみかけますよね!

「あんな車で気楽に旅行してみたいなぁ~! キャンプ行ってみたいなぁ~!」

実は私もあの頃は、憧れが強かったんです^^

でも遠くから見てキャンピングカーは他の自動車と比べると高さが高かったり長かったりして大きいので。

「まるでトラックみたい!」
「大きいトラックは普通免許じゃ乗られへんやん。」
「きっと大型や中型免許がいるやん。」
「やっぱりキャンピングカーは大きいから普通の免許じゃ乗れないの?」

なんて思ってしまいますよね^^;

そこで今回はキャンピングカーは普通の免許で乗れるかどうかどうかを詳しく解説していきますね!

キャンピングカーは普通免許で運転できるの?

では早速お答えから伝えて行きましょう!

「平成29年3月12日以前に普通自動車免許証を取得していればキャンピングカーは運転できます。」

「ええ~~!最近免許取ったばかりの私にはキャンピングカーって乗れないのぉ~!」

と、もしかするとなげいている人もいてるかもしれません。

いえいえ、全く乗れない訳ではないのです。

そこで、キャンピングカー歴9年で2車種に乗ってきた私が、普通自動車免許でどこを確認すればキャンピングカーを運転できるのか?を

ちょっとややこしいですが、このあと詳しくお話させて頂きます

普通免許でキャンピングカーを運転出来る条件について!

まず大前提で、乗車定員が10名以下でないとダメになります。

10人以上になってしまうと、準中型以上の免許が必要になってしまいます。
 

道路交通法が改正される事により下の条件以下でないと運転出来なくなりました。
       

         改正前        改正後
車両総重量   5.0トン未満     3.5トン未満
最大積載量   3.0トン未満     2.0トン未満

    
 

改正される事により普通免許で乗れる重量が小さくなってしまったので
単純に大きい車が乗れなくなってしまったのです。

「改正後に免許を取ったけど、キャンピングカーに乗って運転したい!」
「なんとしても運転してみたい!」

そんな方の為に、車検証のどこを確認したらいいのか見て行きましょう。

改正後に普通免許取得!車検証でチェックすべき所とは?

さっそく、平成29年3月12日以降に普通自動車免許証を取り、キャンピングカーを運転するために車検証の確認をする点を解説していきましょう。


この車検証は、私のマイクロバスのキャンピングカーの物で右側上部を写しています。

写真の車検証の条件

  1. 乗車定員     車検証 5名 
  2. 最大積載量    記載無し
  3. 車両総重量    3935kg

では、改定後の普通免許証の条件と照らし合わせてみましょう!

  1. 乗車定員    10名以下で大丈夫
  2. 最大積載量   記載無しで大丈夫
  3. 車両総重量   3.5トン未満・・・・・ガーン(TT)

ということで改正後に免許を取った人は、車両総重量不足の為に私のキャンピングカー(車)には乗れないのです。

「私の息子が免許を取っても運転させる事ができへんなぁ~~。。。。!」
「まだまだ先だけど・・・なんかちょっと悲しい。」
「なんたってマイクロバスですから・・・!」

ちなみに最初の写真のキャンピングカー

その総重量は3.2トン

日本のビルダー(キャンピングカーを製作販売している所)で販売されているキャンピングカーは、改正後の免許でほとんど乗れてしまう事になります。

ただし、マイクロバス仕様はダメって事になります。

【「もし、どうしてもマイクロバス仕様のキャンピングカーや車両重量3.5tを超える車を運転したい!」
という方は準中型免許取得が必要となってしまいます。】

「じゃー!マイクロバス仕様はダメなんはわかったけど、キャンピングカーってどんな種類があるの?」
「そんなの調べた事ないもん!」

と思われる方も多いはず。

そこで次に日本ビルダーで作製されているメジャーなキャンピングカーの種類やメリットについて説明しますね。

メジャーなキャンピングカー3種類のメリットとは?

初めての方は、キャンピングカーってどれも同じだと思っていませんか?

実は、あなたが目的とるす使い方によって、種類を吟味することはとっても大切なのです。

だって、少なくともキャンピングカーで数日間(だったり、それ以上でも)車内で生活するのですから!

キャンピングカーを吟味する上で、種類別の特徴を理解しあなたの使用用途をはっきりさせることが大切。
なぜなら、せっかく苦労して買った車が使いずらい、納得いかなかった!

など結果的に買い替えという無駄なことにもなりかねないからです^^;

ということで、まずはメジャーなキャンピングカー3(大まかな)種類を例にとって説明しますね。

1バスコンバージョン
2キャブコンバージョン
3バンコンバージョン
その他 フルコンバージョン、軽などありますが今回は3種類

1.バスコン・・・バスコンバージョン


こちらはバスをキャンピングカー仕様に変更したもので、主にマイクロバスを仮装。

バスコンは幼稚園バスや料亭などの送迎に使用されていてとても小回りが利くのです。

以外かもしれませんが、小回り(旋回性能)に関しても1500㏄クラスと同じなのです。

車体が大きく、元々が人を大人数を運ぶ事を前提にして設計されているので、(走行)安定性がよく高速走行で横風にもあおられにくいです。

   (これ以外と大切なんですよ!^^)

以前乗っていたキャンピングカーで高速道路を走っていて大型に後ろから抜かされる時にトラックからの風で車体がフラついたり、強風時にはハンドルがいきなりギュギュっと切れはじめて怖い思いをしたことがあります。(;^_^A

2.キャブコン・・・キャブコンバージョン


  

キャブコンはトラックの荷台に生活スペースを取り付け仮装したものです。

マイクロバスに比べ長さが短く、(長さが)5m以下のタイプも多くサイズ的に乗用車駐車場に停車する事が可能

居住スペース部の背丈が高く、長さが短い割には運転席の上に2名程度の就寝スペースがあるので以外と中は広い   

  

3.バンコン・・・バンコンバージョン

バンコンとは、ハイエース、キャラバン等ワンボックスの内装を仮装したもので、
一目でキャンピングカーとはわかりにくい。
  
なんと言っても、車両が小さく通勤・買い物等に使用し、普通の駐車場にとめやすいのは大きなポイントです!

キャンピングカーには、海外で作製された物やバ、スコンでもマイクロバスより大きいバスで仮装している方もいれば、キャブコンでも大きめのトラックや小型トラックの仮装している仕様など色々あります。

その中から、あなたなりのキャンピングカーに求める条件

使い方(なぜ欲しいの?何処へ行きたいの?)

  • 走行性能
  • 駐車条件
  • 車内内装
  • 必要装備
  • など沢山検討しなければならない点があるのが実態です。

    ですが、様々な条件を自分で選ぶのも楽しみだったり、購入後にDIYで自分仕様に快適化していけたりと、沢山の魅力があるのも事実です。

    現在、未来(子供が居ている方は子供の成長など)も考え購入時には検討してみてください。

    それでは最後に、今回の内容を振り返っておきましょう!
      
      

    まとめ

    ①キャンピングカーは普通の免許で運転出来ます。

    ・平成29年3月12日以降に免許を取った方は乗れないキャンピングカーがある

    ・平成29年3月12日以降に免許を取った方は 車検証の確認が必要

    ・平成29年3月12日以降に免許を取った方はでバスコンを乗りたい方は準中型免許取得が必要

    ②キャンピングカーの種類は3種類

    ・バスコン・・・マイクロバス仕様

    ・キャブコン・・トラックベースに居住スペース設置仕様

    ・バンコン・・ ワンボックスの内装を仮装(主にトヨタ ハイエース・日産 キャラバン)

    キャンピングカーを乗って夫婦、家族で旅(おでかけ)は普段と違う感じがしてワクワクしちゃいます。
    今回は免許に関してや主要なキャンピングカーの種類を書きましたが、
    もっと、もっと、

    知ってもらいたい
    楽しんでもらいたい
    考えてもらいたい

    がいっぱいあります。
    これからも、他の人では作れない【家族の「想い出」を増やす】旅の手助けができれば!!
    と考えています
      
    今後もキャンピングカーの事も色々と書いていきますね。