車中泊 ベッドマットを自作してみた!上々なデキでDIYでいい感じ!

車中泊をするのには就寝スペースが充実している事はとても大事です。

車中泊する目的は運転後の疲労を取り除いて、翌日の目的(旅行・釣りなどの趣味)
を満喫・楽しむ為ではないでしょうか?

そんな意味でも車中泊車の就寝部分・ベッドは一番こだわって作り込みたいアイテム。
特にベッドマットは直接体を支え就寝レベルを左右します。

私はハイエースを車中泊車にしているのですが、色々と考えてベッドマットを作ってみました。
見た目も寝心地もよい感じ。

実際、妻が私の作ったベッドマットで寝て妻的には
「このベッドマット家で寝てるベッドより寝心地いいやん」と言うほどなんです(^_^)v

でも、自作してこうすればよかったかな!
と言う点も有ったのも正直な所です。

そんな点も踏まえ

  • ベッドマットの選定購入
  • 生地の選び方
  • 作り方

など、選んで、頼んで、作ってみた感想や選定理由をこの記事にまとめます。
あなたが作りたいベッドマットの参考にしていただければ幸いです。

車中泊車改造へのベッドマット自作するのに必要な材料

ベッドマットを自作するのに私がチョイスした材料は

  • ウレタンマット
  • 合皮
  • 5㎜厚のベニヤ板

この3つをチョイスして作りました。

この3つの材料でもっとも重要なウレタンマットについて詳しく掘り下げてお話したいと思います。

車中泊のベッドマットのチョイスはどうしたの?

寝心地を左右するウレタンマットですがチョイスするのってわからないですよね(;^_^A

まずはニトリや寝具売り場で売っているマットを車に乗せて安易にベッドをつくれないものか?
と考えた時期もありましたが、私の車内の使い方からすると使えない。

後々不便そう。

「自作で目指せキャンピングカーレベル」
と言うのが秘めた野望です。

という事で「DIYする!」
と決意しホームセンターでウレタンマットを探してみると

こんな感じで薄く柔らかいウレタンマットしか売ってません。
何重にも重ねて使用しても体が沈み込んで起きた時に体がガタガタになってそう。
「このマットで作るとかえって疲労がたまるかも???」

そして探したのがネット販売。

色々探しましたが私的には
ウレタン・スポンジ等を専門に加工販売しているストライダー社さん。
こちらは用途を伝えるとプロの意見からアドバイスをしてもらえるのが売り!と私は感じたからです。

こちらはウレタンの接着も行っているので硬さの違うウレタンを接着する事で寝心地を重視したウレタンマットも提案可能。
ですが、寝心地重視となるとそこそこ高価な高反発マットを使う事になるので金額は高くなります。
この点はお財布と相談しながらチョイスするとよいでしょう。
直線のみですが有料でカットもしてもらえるので綺麗に作る事が可能です。

まず、完成写真を掲載しておきます。

上段ベッドマット

下段ベッドマット
写真撮影方向が違いますね(;^_^A

この面積の分をお願いして、確か28000円だったと思います(;^_^A
見積無くしてはっきり覚えてません。
購入を検討される際には確認して下さいね。

引き取りは西濃運輸の営業所停まりだったので最寄りの営業所まで取りに行きました。
この点は少し不便。

購入したマットは

高反発スポンジ(高密度ウレタン)とウレタンチップスポンジ2種類接着で厚さ40mm

高反発スポンジが高くウレタンスポンジが安い

この厚みや割合により金額上下するのでご注意ください。

二種類のウレタンを組み合わせる方が沈み込みの調整が可能なようでパターンは様々。
スポンジの種類・組み合わせ・割合でも寝心地がかわるのでお好みの硬さは素人では難しいかも!

なので自分の要望と金額を告げプロの意見を参考にこちらで購入を決定しました。

高反発ウレタンマットについて調べてみた

反発性の高いウレタンフォームは密度が高く、粘りがあり、高反発・高弾性です。
ヘタリや永久歪みの点で最も優れた材質なので永く使えそうですね。

ベッドマットが納品され嬉しくて一度事前に作っていたベッドの基礎部分に乗せてみました。

おお~ええ感じ。
下段のベッドの基礎は後日変更しました。

ベッドマットの厚みは接着完了品で40㎜!
丁度よい厚みだと思っています。
その理由として車中泊就寝すると夏場と冬場の温度差はとても大きいのです。(FFヒーターがあれば別ですが)
深く沈み込みすぎると夏場はベッドマットと体との接触kが多く暑くてたまりません。
冬場は布団を多く持ち込むので沈み込み寝具と体との接触が多くて暖かい。
そんな事も考えてしまいます。

車中泊のベッドマットの生地選びで感じた重要ポイント

ベッドマットを選び終えて次はマットを包む生地の選定です。

実際、車中泊のベッドマットを作ってみて感じた事ですが、マット選びも大切なんですがこの生地選びも非常に大切と作り終えてから感じたので、ここからもしっかり読んで下さい。

生地選びに関しての大事な要素は!

生地の種類(素材)難燃素材であるか?

この3つと思います。

色に関して自分が思い描いている車内のイメージになるか?
と言う点です。
こだわり部分になるかと思うので、サンプルなどがあるようでしたら確認してからチョイスしましょう。

私はネットショップのDIY材料販売のRESTAにて購入
車中泊の材料購入には便利なので是非チェックしてみてください。

そしてこれからの二つが重要です。

生地の種類(素材)

車中泊のベッドマットの生地のを選ぶのに私は合皮を選定しました。
それには理由があります。

息子がダニアレルギーで布地ではダニが発生した場合に生地・マット内に入り込み易いと感じたので合皮を選びました。
この点については合皮を選んだ事に後悔はないのですが、作り終えてから気付いた事がありました。

生地の硬さもベッドの硬さに影響する!

という事。

これは想定外でした(;^_^A
結局ベッドマットで生地を張らない時の寝心地より生地でカバーをした方が硬くなった感じがあります。
これは生地だけでは無くて作り込み方の影響でもあるかもわかりません。

作り方については後程お話します。

難燃素材であるか?

難燃素材であるか?どうか?を選ぶのには最初にベッドを作った後に車の登録をどうするか?に関わってきます。
ベッドを取り付けたままで構造変更などの陸運局の車検を通す場合には難燃素材、それも日本自動車車体工業会(JABIA)認定の難燃証明書が必要となります。
この事も考慮に入れて選定する必要があるので注意してください。

因みに私は車検の際に取り外すので難燃証明書非対応の生地をチョイスしています。

JABIA合皮・生地の購入のアドバイス

JABA認定の生地の購入はどこで買えばいいの?と思いますよね。
楽天なのでも売っていますよ。

購入時に2つ注意が必要です。

  • ショップの商品説明などを確認し証明書を添付してもらうよう依頼する事
  • その証明書が陸運局で対応可能な証明書であるのか?

をしっかり確認し無駄の無い買い物をしてください。
↓のショップで証明書添付可能なようです。

ではここからはベッドマットの作り方についてお話して行きます。

車中泊のベッドマット、私はこうして作りました!

道具はシンプル

  • 裁断道具(ハサミ・カッターよく切れる物)
  • タッカー
  • 多機能ボンド

裁断をする場合はよく切れる物を準備してください。
切れ味が悪いと出来栄えもわるく作業性が悪くなり後々苦労します。
カッターは新しい先端の刃にしておくと良いです。

作り方は

①合皮(布地を裁断)②ウレタンマットを合皮に乗せる③その上にカットしたべニアを乗せて④コーナーは織り込んで中に入れる⑤タッカーで打ち込む

完成品の裏側の写真です。

こんな感じでタッカー(ホッチキスの強力に打ち込める道具)でホッチキスの芯の様なものを打ち込みます。
そうするとこんな感じ。

四角は道具だけあれば簡単なんですよ!

ここでポイント

べニア板の大きさはマットのサイズより小さめ(私の場合は外周5mmずつ小さくカット)
マットと同じ大きさにした場合、べニアが突起して生地がこすれて敗れるのでは?と考えたからなんです。

なので下の写真のような感じになります。
外周が同じ寸法で隙間ができるように注意!

次にホッチキスの芯のような針は足長6㎜となっています。
長さも色々あり、べニア5㎜で合皮が2㎜程度で打ち込んでも出てこず、しっかりギリギリまで食い込ませる事ができるだろうとこの長さを選びました。
適当に購入せずしっかり確認して購入。この点も注意です。

四隅のコーナーはこんな感じで織り込みました。
少しエンド処理が汚いですが、腕がないのでこのままでいきます。

こんな感じで3セットつくり四角形のベッドマットは完了!

次は、上段の車両後部のコーナーがある箇所を作ります。

車両後部はこんな感じでカットしてやらないと浮き上がります。
そこで型取りをして、カッターでカット。
写真の順番がずれてますがご勘弁を(;^_^A

ここまでは難しくは有りません。
問題はカットしたコーナー部分。

こんな感じにカットして多機能ボンドにて貼り付けました。

このコニシ ボンドウルトラ多用途SUプレミアムハード接着すると、乾燥までは少し時間かかりますが、接着されると敗れません。
ソフトタイプで接着部分が硬くなる事もなく、体重をかけても問題なし。

こんな感じでハイエースの車中泊ベッドマットは完成しました。

今回べニア板厚5㎜の物を使用していますが、このべニアだけでは体重を支えるのは不可能!
しっかりとした骨格部分とスノコのベースがあるのでベッドマットとしては成り立っています。

作り終えての感想

こちらのベッドマット!
実は完成して1年以上になりますが、今現在も敗れて無いし使ってます。
最近のボンドは凄いですね。

ベッドマットの作製はそんなに難しくはないですが、快適に就寝できるのか?という点においてはベッドマットの硬さは?沈み込みの深さは?
自分にマッチしているかどうかなんですよね。

ベッドマットの硬さのチョイスは難しいので、私は業者の意見を取り入れました。
まぁ~!以前よりは快適になりました。
ただ生地を取り付けると硬さが少し違ってしまって。。。
この点については本当に予想外でしたね。

生地を柔らかくしたら良いんじゃないの?
と思われるかもわかりませんが、私にはダニの問題がやはりひっかかります。
それと生地を柔らかくすると出来栄えも少し悪くなるかも?

合皮を引っ張って着けているので見た目は「ぴん!」と張った状態で写真映りよく完成していると思いますよ^^

折り畳みベッドのについても書いております。
よろしければご覧ください。