
私がキャンピングカーを長年乗っていて「このメンテナンスは絶対自分で行った方が良い!」
と思うのがメインバッテリー交換なんです!
キャンピングカーにはメインとサブと2種類のバッテリーが接続されているので「メイン」としっかり伝えないと「どっちのバッテリー??」となってしまうんでよ。
ちょっと話がそれましたが(;^_^A
キャンピングカーは特有な事情があり、メインバッテリー交換を自分で行うことができれば乗用車よりも費用効果や困った時の対応が即座にできます。
今回はキャンピングカーのメインバッテリーを何度も経験しているhanahiroがメインバッテリーを自分で行うことで
- どんなメリットがあるのか?
- どれだけお得なのか?
について詳しくお話したいと思います。
キャンピングカーのメインバッテリーはなぜ自分でした方がいいの?
それは大きく3つあります!
- キャンピングカーのメインバッテリー交換を頻繁に行う可能性が高いこと
- メインバッテリー交換費用を抑えることができること
- メインバッテリー交換のために遠方に行かなくてよいこと
などが挙げられます。
ではこの3つの点について詳しくお話させて頂きますね。
キャンピングカーはメインバッテリー交換頻度がなぜ高くなるの?
キャンピングカーって車両が大きく普段使いする人が少なく頻繁に車が動かない!
そうなるとメインバッテリーは
- 走行しないので充電されない
- バッテリーは使わなくても自然放電で電気が減ってくる
特に冬場はバッテリーには苦手な季節でヘタリが非常に速いです。
キャンピングカーのメインバッテリー交換は冬場の方が多いかも!
こうして知らない間にバッテリーが弱ってエンジンが掛からないのです。
私は「さぁ~出掛けるぞぉ~!・・・えっ!(・・;)」
エンジンかからない(*T^T)
を2度も経験して2度自身でバッテリー交換をした過去が!
エンジンが掛からないとJAFやロードサービスにお願いしないといけなくなります。
なぜメインバッテリーの交換費用を抑えることができるの?
それは、安いバッテリーをチョイスすることが大きいです。
私のキャンピングカーはマイクロバス(ディーゼルエンジン)で12Vのバッテリーがダブル。
搭載されていた同じバッテリーの値段を確認すると1個35000円 2個で70000円
そこで同じ型番のバッテリーをネットで探すと
1個 12000円ほどでとてもお安い。
ネット購入すると、困るのが載せ替え作業を量販店にお願いできない。
そんな理由から自分で行う事で、格安バッテリーを購入することができちゃうのですね。
私のバスコンのメインバッテリーの型番は:105D31Rでしたが
容量UPのこの格安商品に替えました。
カムロードのディーゼルも同じ型番だったと思います。
この安価なメインバッテリーを2年使っていますが今の所問題はありません。
キャンピングカーのバッテリー交換で遠方に行かなくてよくなる!
はっ!?
と思われる人も多いはず。
どうして遠い所まで行かないといけないの?と。
キャンピングカーは車両によりバッテリーの所まで仮装して、通常の車と比べるとバッテリーの取り外しが面倒なんです。
私のように自作のキャンピングカーであればなおさらイヤな顔をされます。
もしくは取り換えNGな所もあるのです。
ビルダー購入(キャンピングカー製作販売会社)であれば車両持ち込みする事で交換してもらえますが、営業所はそんなにありません。
つまり、急なメインバッテリー上がりで困った時には頼りにならないのです。
そう言う意味でも自分でメインバッテリーを交換することができればとても安心なんですよ!
色々とお話しましたが、キャンピングカーのメインバッテリーをメンテナンスするメリットについて理解して頂けましたか?
ここからは、キャンピングカーのメインバッテリーの交換手順についてお話したいと思います。
キャンピングカーのメインバッテリー交換準備!
メインバッテリーを交換する道具として
- ゴム手袋
- スパナ
- 安全メガネ
- 潤滑スプレー
4つ用意すると作業が安全で確実に行えます。
ゴム手袋は感電防止(電圧が低いので感電しないのですがより安全です)
スパナはメインバッテリーを固定しているボルトを緩める
安全メガネはスパークした際の目の保護
潤滑スプレーは固定金具が固着している箇所の吹き付け
もし金銭面的に余力のある方はバックアップ電源を用意してもらえると車内時計などの再調整は不要になります。
★6大機能
- ジャンプスターター機能
- バックアップ電源機能
- 直流機器のサブ電源
- 携帯端末の充電
- パソコンの電源
- 高輝度LEDライト
持っていると非常に便利なのですが、少々金額が張ります。
ではここからは実際の作業方法についてお話しますね。
キャンピングカーのメインバッテリーの作業手順!シングル(12V)編
写真を見てもらえると分かるのですが
赤が(+)
何も無(黒い被覆)いのが(-)
となります、覚えておいて下さい。
- エンジンを切っておく
- (-)側のケーブルを外す
- (+)側のケーブルを外す
- バッテリーを固定している金具を外す
- バッテリーを車から降ろす
- 新しいバッテリーを乗せる
- バッテリーを金具で固定する
- (+)側のケーブルをつける
- (-)側のケーブルをつける
シングルのメインバッテリー交換は直ぐ見つけることができるのでそんなに悩むことなく行えるとおもいますよ!
次は、私が悩んだレアなダブルのメインバッテリーの交換方法についてお話いたしと思います。
キャンピングカーのメインバッテリーの作業手順!ダブル(24V)編
適当な絵でごめんなさい(;^_^A
この絵を見るとシングルより1本線が増えてます。
12Vのバッテリーを直列に2個つなげて24Vのメインバッテリーに変身!
では交換手順についてお話しますね。
取り外しかたは12Vと基本同じとなります。
- ①(-)側のケーブルを外す
- ②緑の線の(+)側を外す
- ③緑の線の(-)側を外す
- ④(+)側のケーブルを外す
- バッテリーを固定している金具を外す
- バッテリーを車から降ろす
- 新しいバッテリーを乗せる
- バッテリーを金具で固定する
- ④(+)側のケーブルをつける
- ②緑の線の(+)側をつける
- ③緑の線の(-)側をつける
- ①(-)側のケーブルをつける
シングル(12V)とダブル(24V)2パターンのメインバッテリーの交換方法を説明させて頂きました。
まとめ
キャンピングカーのメインバッテリー交換は自分で行う方が絶対よい!
それは、
- メインバッテリー交換はの頻度は乗用車より多くなる可能性がある
- バッテリー交換費用を抑える事ができる
- バッテリー交換で遠方に出かけなくてよい
キャンピングカーは特殊な車で乗用車とは違う条件がいくつもあるからです。
自分でメインバッテリーの交換ができれば、乗用車よりも効果や安心感が大きいのです。
次にメインバッテリーの交換方法2パターンを紹介!
シングル(12V)とダブル(24V)の交換方法。
ハイエース、キャブコンのメインバッテリーは基本シングルなのですが、キャブコンでも大きいタイプやバスコンなどはダブルとなります。
私のバスコンは24Vでダブルなんですよ。
両方とも作業自体はとても簡単で手順を見れば簡単にできます。
電気で怖い作業と感じますが、12V・24Vの低圧で感電しにくいです。
ディーラーに確認しました。
より一層安全を確保するなら、切り傷対策を含めての手袋を着用するとより安全です。
作業中に小さい火花が「パチパチ」と出ることがあるので安全メガネ(ゴーグル)をしておくと目も守られるので着用する事をおススメ!
実際私が両方ともの作業を行い感じた事は
バッテリーの持ち運びが一番大変で腰を傷める可能性が高い!
作業中で一番気を使わなければいけない部分と思います。
特にキャンピングカーは部品量販店でメインバッテリーの交換を拒否される理由として、メインバッテリーの位置に仮装されている事での作業のし難さのためなんです。
つまり、自分で行っても作業がし難く不安定な所で姿勢が悪い状態で作業をすることで腰を傷める可能性が高いのです。
この点を意識しながら作業を行ってくださいね。