
ハイエースを車中泊車に改造しているhanahiroです。
大方の改造が完了し長期連休車中泊旅行やキャンプ、親子で釣りでめいっぱい楽しんでいます。
ハイエースを新車で購入してから数か月で初回の車検です。
と少し心配になってきました。
そこで、先日のオイル交換で車屋さんで色々と聞いたのですが
そのお話の中で私の知らない事を教えて頂きました。
それと、現状の私の車に対し目測で車検が通るのか?など聞きましたので
こちらでお話しようと思います。
自力で車内を車中泊車に変更しようかな?と考えている方は知っていると良い部分もあります。
ただ、これからお話する内容は自己責任で判断して下さい。
そもそも、車検は担当してくれる方で大きく対応が変わるようなので、その点ご理解宜しくお願い致します。
現行の私のハイエースの状況
私のハイエースの改造状況は
となります。
内装はこんな感じになります。
ソーラーパネルは写真のフレキシブルパネルを貼り付けしました。
この状態で車屋さんに車検どう?って聞いたのです。
さて車屋さんの反応は?
私の車を見てからの車屋さんの車検対応の返答
車屋
外装は何もしていないので車検通しやすい。
内装に関しては重量物を降ろしてもらえれば何とか通ります。
内装変更で車検記載重量より+100kg以下なら通ります。
私
えっ!通るの?
通ると思っていなかった私からすると少し喜んでしまいました^^
ここから構造変更の話を踏まえて私が設置・改造した点について少し調べてお話したいと思います。
私のハイエース構造変更して車検を通す事が必要?
車屋さんから頂いた答えは「重量物を降ろせば!」車検通ります。
という事は降ろさなければ車検は通らないと言う事。
現状の私が車中泊車として改造した点で問題なのは重量だけのようです。
作った棚やベッドも含めて重量が車検記載より+100キロ以下にすれば通るようです。
ここで私の知らなかったのは+100kgまでの構造物は車検が通る可能性が高い!という事なんです。
そこで、帰宅してから、その情報が正しいのか調べてみると「構造変更の軽微な変更時の取り扱い」で該当する事がわかり、ここに内容を記載しておきます。
使用過程における自動車について、軽微な変更となる自動車部品の取り付けについては、構造等変更に係わる諸手続きを簡素化し、平成7年11月22日から実施しました。
この場合の軽微な変更とは、
1.自動車部品を装着したときに寸法(長さ、幅及び高さ)及び車両重量が一定範囲内である 場合。
長さ | 幅 | 高さ | 車両重量 | |
---|---|---|---|---|
小型自動車 軽自動車 | ±3㎝ | ±2㎝ | ±4㎝ | ±50kg |
普通自動車 大型特殊自動車 | ±3㎝ | ±2㎝ | ±4㎝ | ±100kg |
2.指定する自動車部品(以下「指定部品」という。)を溶接またはリベット以外の取り付け 方法により装着した場合
が該当し、この場合には、諸手続きが不要となります。 なお、これらの軽微な変更となる自動車部品を装着した状態においても、道路運送車両の保安基準に適合していることが必要であり、これはユーザーの責任において管理していただくこととなります。また、新規検査又は予備検査においては、検査時の状態で自動車の諸元を決定する従来どおりの取扱いとなります。
要は軽微な変更内に収めてしまうと車検は現状車検証のまま車検が通る事になります。
軽微な変更内に収まらなければ構造変更やナンバー変更が必要となってきます。
検査場に行ってラインに通し車検証の書き換えやナンバーの変更が必要になってくるのですね。
この事について私の車に当てはめてみて考えてみたいと思います。
私のハイエースは1ナンバーの普通自動車となるので重量に関しては±100kgまでであれば軽微な変更になるのですが
現状は+100kg超えてます。
そのおおよその内訳は
-
ポータブル電源が20kg
冷蔵庫が25kg
電子レンジが10kg
杉板が3枚 1枚当たり20kgはあるのでしょうか? これで60kg
床張りで20kgだと推測
ベッドで40kg
目測でのTOTAL 175kg
降しやすい重量物の冷蔵庫、ポータブル電源・ベッドを降ろす事で重量は対応できる事になります。
ですが、車検時に降したく無い!と考えると構造変更を入れて車両重量の記載変更が必要になってきます。
車検時スペアタイヤを乗せて車検を通しているのであれば、スペアタイヤを降ろして車検を通すと少し有利になるかもわかりませんね。
さて?ハイエースの4ナンバーは
小型自動車?
普通自動車?
ちょこっと調べてみたのですが理解できませんでした(;^_^A
小型であれば±50kg
普通であれば100kg
もし、普通自動車であれば結構内装イジレますね!
では、外装についても当てはめてみます。
現時点で外装部分を触っているのは、フレキシブルソーラーパネルの天井付け。
高さについては車検証高さより±4㎝!
ソーラーパネルの接続部分が少し厚みがありますが、4㎝もありません。
という事は、車検対応可能となります。
色々調べた結果、車屋さんのお話してくれていた点につきましては理解できました。
実は、もう一つの大きな問題があるのです。
自作車中泊車ハイエースの車検が不安な点
ハイエースの床にはフローリングマットを置いています。
床張りした上に置いているだけで貼り付けはしていないのですが、フローリングマットの上に棚や側面の杉板を乗せおり、すぐ降ろせる状態ではありません。
となるとフローリングマットを車検対応品じゃないとダメなんですね。
今回の車屋さんのお話では「置いているだけの扱いにして通す事は可能です!」
上手い事グレーで通す事は可能のようです。
でも、実質はダメなので正式に通そうとすると、こちらも構造変更を入れる必要があるようです。
ただ、構造変更を通せばOKではなくフローリングマットは難燃性でないと通らないのです。
もちろん検査官は難燃性かどうか?わからいないので証明書が必要。
証明書を発行しているのが「日本自動車車体工業」通称JABIAと言う団体が発行している証明書が必要のよう。
ネットで「JABIA フローリングマット」と検索すると証明書を発行してくれるようです。
ハイエースを車中泊車に改造する際に、その知識が無く今回の様な
グレーゾーンを狙うのか?
JABIA対応のフローリングマットに張り替えるのか?
の対応が必要になってきます。
さて、どうした物か・・・・!
今後「JABIA」や車の内装改造についてもう少し詳しく調べて記事にUPできればと思っております。