キャンピングカーの旅行でかかる費用はおいくら?気になる内訳は?

キャンピングカーを2台乗り継ぎ、2代目は1代目を教訓にハーフDIYして作っているhanahiroです。

キャンピングカーで旅行するときに費用がどれだけ必要か興味わきませんか?

キャンピングカーを持ち旅行すると費用は抑えられるの?

キャンピングカーの旅行を足掛け9年してきたhanahiro家が、旅行で、実際に、どの様なお金の使い方をしているのかを詳しく説明致します。

それでは、キャンピングカーで旅行している時の費用の内訳を説明します。

キャンピングカーで旅行中に必要な費用は?

hanahiro家がキャンピングカーで旅行する時は大人2(夫婦)と子供1人(息子、小学生)で3人で行動しております。

では、さっそくですが、

hanahiro家での旅行時の費用としては一日ざっくり10,000円です。

これは、全て入った金額で考えています。

この金額は、あなたにとって高いですか?安いですか?

あなたの感想を私も聞いてみたいです。

まず、キャンピングカーで旅行している時の費用について細かく分けて行きます。

キャンピングカーで旅行していると7つの所でお金が必要と考えています。

  • 燃料費
  • 高速代
  • 宿泊代
  • お風呂
  • 食事
  • 買い物
  • 観光地(娯楽施設)

では、hanahiro家での7つのお金の使い方について詳しく解説いたします。

燃料費

燃料費はもちろん遠くに行けば走る距離が多くなるのでお金がかかります。


ちょっと気になる燃費ですが、私のコースターで7~8km/Lで、以前乗っていたキャブコンで8~9km/Lでした。
両方ともディーゼルなのでガソリンよりは安いです。


私は連休(盆・正月・GW)は4~5泊程度で三重を起点に西は広島、東は静岡、東京まで行きます。

出かける時には、燃料タンクを満タンにして出かけ、旅先で1回給油、帰宅したらほぼ空って感じ。

燃料使用量としてはタンク容量が80Lで使用量としてはタンク2回分なります。

160L×112円(軽油1L単価)=17920円

燃費7.5kmと考え旅行中に、おおよそ1200km走ってます。

ちなみに私の友人がガソリンのキャブコンを乗っていますが6~7km/Lだそうです。


もう一度燃料費について計算してみますね。

燃料費の計算 「ガソリンが145円」 「軽油が112円」で1200km走ったと考えると

・キャブコン(ガソリン)
平均燃費6.5km 1200km走行すると 184Lのガソリンが必要で ガソリン単価145円 

184L×145円=26680円

・私のコースター(軽油)
平均燃費7.5km 1200km走行すると 160Lの軽油が必要で   軽油単価112円   

160L×112円=17920円

1200km走るとディーゼルとガソリンの差額は8760円けっこうな金額ですね。


高速代

私はできるだけ使わないようにしているのですが、どうしても必要です。

三重から西、東に行く場合は大阪、名古屋の都市を抜けないといけませんが、都心部を下道で抜けるには、とてもキツイので、やはり高速を使います。

高速料金は事前に調べる事が出来るので詳しくは金額は書きませんが、私の高速道路の使い方として。

まず、おおざっぱな行先を決めて、最初に一番遠い所まで行くのに高速を使う場合が多いです。


例えば、広島に行くのであれば。

夜や夕方に家を出て、高速に乗り、中間地点の神戸、岡山あたりのSA、パーキングで一晩過ごし、下道の道路状況が良く(空いている時間であり、バイパスがある)朝早くに下道を走り、朝早い時間に一番遠い目的地に到着!

帰りは道の駅、観光地で情報を集めながら下道を走り、大阪の都心部だけ高速を使う。

静岡であれば

夜中に家を出て下道で夜に名古屋を抜け、道の駅で就寝。
名古屋~静岡は下道のバイパスが整備されており、ちょこっと信号があるだけで時間短縮が出来るので下道メイン。
東京に向かう場合は、御殿場から高速で神奈川に入り、車を止めて電車でGO!って感じです。

その結果、高速道路の使用頻度は少なくなります。

ですが、やはり下道なので高速より時間はかかります。

それも楽しみで、色々な事が発見できます。


hanahiro家では1回の旅行で高速料金は3000円程度です。

宿泊代

キャンピングカーで宿泊代???って思っていませんか?

キャンプをされる場合はキャンプ場の使用料ですが、hanahiro家では夏の旅行では高速道路のサービスエリア(SA)・パーキング(P)を利用します。

なぜ??

わかりますよね!夏、夏、夏、夏ここな~っ♪「古っ」!わかったあなた、さては同年代?

なぜ?の続きですが、
夏は熱く熟睡が出来ないので冷房が欲しいのです。

賛否両論あるとは思いますが、コースターを高速道路のトラックスペースに止めて発電機を動かしエアコンを使用しています。

夏場の高速道路のSA・Pでは、トラックがエンジンを回しエアコンを使用しているので、その間に入りhanahiro家もエアコン使用で涼しく寝ております。

寝る為だけでも1区間SA・Pを求めて高速利用してます。

道の駅でのエンジンをかけての長時間停車は、近くに住宅がある所もあり、絶対にしてはいけない行為です。

なんたって、ご近所さんにご迷惑がかかります。

高速道路の1区間だけなら500円もかかりませんから。

お風呂

旅行中にどれだけお風呂に入るかは、もちろんあなたの家族次第です。

最近では日帰り温泉がとても充実していて、旅行中の楽しみの一つですよね。

源泉かけ流しもあれば、加温のみ、循環式、お風呂も色々あります。

海、山、富士山、紅葉などの景色を見ながらゆったり大きいお風呂に、ゆっくり入るのは普段の生活とはかけ離れた至福の時間です。

その後にビールを「きゅーーーっ」と飲めると幸せ絶大!ですが、そこはハードル高いです。

お風呂付きで車中泊が出来る所は少ないですから。


日帰り温泉で、長野の野沢温泉は無料で入れる所もありますが、基本的に料金がかかります。

私は平均して大人600円・子供300円程度の日帰り温泉に入っています。

大人2名と子供1名で1日1500円ですね。

次は、hanahiro家では旅行中に一番お金がかかる食費について詳しくお話いたします。

食事


こちらの写真は静岡名のサクラエビのかき揚げ



hanahiro家では一番お金がかかる部分です!

家族そろって食べるのだぁ~い好き!なデブデブ家族なのです。

食事はピンキリで、高い食事はめちゃくちゃ高いし、安くインスタントラーメンって感じで安くあげる事もできます。

この部分もとても価値観の分かれる所ですよね^^


hanahiro家の旅行は、食の旅を通して息子に食育もしており、とても大切な部分なのです。

産地でしか味わえない物はいっぱいで、あれも、これも!と食べてしまうとお金がいくらあっても足りません。

なので食事は基本的に狙って食べにいきます。

食べたい物を旅行前に決めたり、もしくは行く先で「食べログ」で検索してロックオンしてから行きます。


「余談になりますが、福井小浜市の海鮮市場にある食べログにも掲載されていない海鮮のお店があり、外から「チラ見」すると、チャラ若い料理人さんが見え怪しげだけど、黒板メニューで「朝限定刺身定食1080円」大丈夫かなぁ~!
と心配しながら入店すると、めっちゃいい感じの「チャラ兄ちゃん」定食もとても美味しくて次回入店間違いなし!のお店となりました。」


旅先での外食は高くても一食3人で5000円程度で押さえますね。

もちろん3食(朝・昼・晩)の中で1回だけ狙って、食べたい物のランチがお手頃ならランチにし、もしくは、テイクアウトが出来るならばテイクアウトでキャンピングカーの中で食べます。
私がビールを飲むのでお安くする為ですよ。


それと、外食を少なめにするのはもう一つ理由があります。

野菜不足を解消する為なのです。

キャンピングカー初心者の頃は全て外食でしたが、お金はかかるし、ちょっと汚い話ですが「う〇こ」が出にくくなりました。

外食って野菜が少ないんですよね。

結果「う〇こ」が出にくいんです。

「これはアカンなぁ」と考えた私は、出来る限り作り置きを持って行くようになりました。

冷蔵庫も40Lあり結構な量を詰め込めるんです。

冷蔵庫についてはこちらもご覧ください

食事の費用を抑える事が出来るし、体にも良い!一石二鳥です。


ただ・・・・・他の人に作り置きをお願いすると、あなたは「ボコボコ」になるかも。


もう一つ安くあげる為の手段として冷凍食品は買います。

電子レンジを乗せているので食材が足らない、メインが無い、高速のSAが込んで順番待ち、席取りが難しいであろうと予測した場合は冷凍食品は結構ありです。

金額的に安くあげる為に、スーパーに行き冷凍食品を購入する事もあります。

食費の内訳です家族3人で

  • 朝・・・400円~900円
  • 昼・・・500円(インスタント)~5000円(ランチ外食)
  • 夜・・・2000円(スーパー買い出し、アルコール含む)~5000円(外食、テイクアウト)
  • 各食事でのだいたいの金額です。

    旅行前半は作り置きで3食とも食べる事も多く、金額が高くなる食事は多くても一日一回なので、昼、夜どちらかになり、一日平均4000円程度です。

    買い物

    旅行に出ると目新しい品物や、興味をそそられる物がいっぱい!

    ご近所さんのお土産も、こちらに入ります。

    お土産は5件×600円くらいかな?3000程度。
    頻繁に出かけるので安くてごめんね!って感じです。

    あと、私は食に関する買い物が多く、行く先の道の駅で新鮮野菜、新鮮海鮮があると帰る日程を考え日持ちがするなら買ってしまいます。

    直売所は安くて、美味しくて、そして地元の人とちょこっとお話したり、食べ方を教えてもらったりするのがとても楽しいのです。

    東京に行き、スカイツリーを観光している時なんて商業施設の「ソラマチ」をうろうろしていると「塩専門店を発見」

    「おお~~!田舎じゃ無いよなぁ~」

    「塩だけの専門店!おお~~~!」

    正月に行ったのですが福袋があり思わず3000円を購入してしまいました。

    食材は日頃の生活費に分類される所もあり、帰宅してから使うのであれば買い物の費用に入れないですね。

    「塩」の様に趣味的な感じで購入した場合は費用にいれます。

    hanahiro家では買い物は旅行中に10000円程度だと思います。(旅行中の食費は含みません)

    観光地(娯楽施設)


    写真は長野安曇野わさび農園です。




    旅の目的として観光地や娯楽施設をメインに考えている人も多いと思います。


    hanahiro家は子供が11か月から旅に連れ出しているので、そこそこ地方の遊園地や娯楽施設に行ってます。

    子供が小さかった事もあり娯楽施設と言えども県・市が運営している大きな公園(無料)やこどもの国(入場料大人500円・子供無料)などで一日遊びます。

    地方に行くと、この様な施設の駐車場は無料の所が多く結果として入園料の1000円と幼児用の乗り物で1500円程度使うのみでした。

    食事は、一度キャンピングカーに戻って取り、ちょっと休憩してから、もう一度再入場して時間の許す限り遊んでいます。

    子供が大きくなると、もっとお金がかかるのでしょうけど。


    有名な観光地は入場料や駐車場もかかってきます、私のキャンピングカーはマイクロバスなので駐車場は乗用車の倍となる事が多いですし、駐車できない事もしばしばあります。


    以前、長野の善光寺を観光しようと朝早く(7時頃)に善光寺近くまで行ったのですが駐車場がすでに一杯で止める所が無いのにはビックリしました。
    もちろんその日は善光寺観光は諦めました。

    数年後に、善光寺事情を知っている私は、駅に近い大きな駐車スペースのあるスーパーを事前に探しておき、端の方に止めさせてもらってから電車、バスを乗り継ぎ善光寺へGO!

    駐車場代が電車、バス代に変わりますがゆっくりと長野駅前の散策やお土産屋さんも散策しました。

    もちろん止めさせてもらいましたスーパーで買い出しもしましたよ。


    観光(娯楽施設)の行く先で金額は大きくかわります、ユニバーサル、東京ディズニーに行けば金額は跳ね上がりますが、地方の観光地(娯楽施設)は使い方や、ちょっとの手間をかければ安く、安全に行く事もできます。


    近くの駐車場に止めれば「サクッ!」と観光し次の場所に行く事もできますが、それではツアー旅行と同じじゃないですか?

    親子で笑い、怒り、新しい発見、工夫、行く先での地元の人との会話をたくさん経験しましょう。

    hanahiro家では旅行中に有料の観光(娯楽施設)は1・2回程度で5000円程度です。

    まとめ

    旅行日程が5泊6日と考え計算します。

    • 燃料費 1200km走行で約18000円
    • 高速代 3000円
    • 宿泊代 キャンプ場別 (夏場のみ)SA パーキング使用 500円×5泊=2500円
    • お風呂 大人600円×2人 子供300円×1 1500円×4回=6000
    • 食事  一日4000円×5日=20000円
    • 買い物 10000円
    • 観光地(娯楽施設)5000円

    上記金額のTOTAL 54500円/5泊=10900円となりました。

    実際、食事は家で食べようとキャンピングカーで食べようと作り置きして食べるのであれば同じ金額と考えてよいと思います。

    外食分だけが普段よりかかる金額となると考えてもよいのですけどね。


    hanahiro家がキャンピングカーで旅行して使う費用をわかってもらえました?

    キャンピングカーでの費用は考え方やこだわり、行く先でとても金額差がでます。

    贅沢にしようと思えば簡単に高くなりますし、安く旅行しようと思えばそれも簡単です。


    キャンピングカーと言うツールを手に入れる事で、他の方に迷惑をかけない事を前提として
    、「あなたなり、あなたの家族なり」の旅行が予約せずに思い立ったら行けます。

    それは、あなたの家族がどうすれば楽しい旅行になるか?どうすれば満足し、良い思い出を残せるかです。

    大人も子供も、いっぱい考え、いっぱい経験して、いっぱい会話して楽しんでください。