キャンピングカーの運転時の注意点を解説!運転の不安解消間違いなし!

キャンピングカーを運転する前って・・・・

「キャンピングカーは大きいなぁあ~!私にも運転できる?」
「キャンピングカーを運転する時は何に注意すればいいんやろ?]
「結局の所、キャンピングカーの運転って難しいの?」

キャンピングカーを2台乗り継ぎ、10年近くキャンピングカーに乗っているhanahiroです。

キャンピングカーは大きくて目立ちますよね~~!

「あんなデカい車の運転は難しいんやろうなぁ~!」

キャンピングカーを運転してみたいあなたなら、キャンピングカーの運転について不安を感じたはずです。


キャンピングカーの購入前に、キャンピングカーの所有者の方とお話する機会があって、運転の不安をお話して、返ってくる言葉は!

「慣れですね!」

そんな事はわかってるんですよぉ~~~!と心の中で叫んでました。

結局、私は不安を解消できなままキャンピングカーを購入!

一番最初ハンドルを握る手は緊張してブルブル!


ということで、キャンピングカー購入前に「運転に不安を感じている」あたなの為に!

後半には、バスコンの運転動画、そしてまとめで大きい車のミラーの使い方・バックの仕方など更に詳しくした動画作成したのでお時間ありましたらご覧ください。

キャブコンとバスコンを乗った私が、めっちゃ噛み砕いて、キャンピングカーを運転するのに大切な注意点をお話したいと思います。


まずは、キャンピングカーの運転が難しいかどうか?についてです。

キャンピングカーの運転は難しい?

はっきり言います!

乗用車より難しいです。

それは、車体が大きくなるので、道路面積に占める割合が大きくなるかなんです。

その、難しく感じる運転をどう克服すればよいかと言うと。

「慣れです!」

これでは、あなたの不安を解消できないんで、ここからは理屈っぽく色々とお話させて頂きますね。

キャンピングカーを運転するのに大切な注意点とは?

今回この記事を書くに当たり、私なりにキャンピングカーの運転について調べてみると!

全て、言葉のみの表現だけでした。

私は、キャンピングカーの運転歴が永いので読んでわかります!

ですが、キャンピングカー初心者や購入前の人が、その内容を読んでわかるのかな??

と感じたのが正直な所でした。

そこで、まずキャンピングカーを運転するのに大きく影響する所をまとめてみます!

  1. 運転位置の違い
  2. キャンピングカーの幅
  3. キャンピングカーの長さ
  4. キャンピングカーの高さ
  5. キャンピングカーのブレーキ
  6. 風の影響



私は「この6つ」が乗用車とは違ったキャンピングカーの運転をするのに影響する所と感じています。

ここからは、この運転するのに影響する6つの事について、どう注意しなければいけないのか?

更に掘り下げてみたいと思います。

とっても中身の濃いので、しっかり読んでくださいね。

キャンピングカー運転するのに座席位置の注意点

キャンピングカーはトラックやバスを改造した車です!

そうなると

写真で見て頂いてわかるように前輪のタイヤの上に座席がありますよね。

そうなると、乗用車の位置的にはボンネットの上で運転しているのと同じ!

つまり、普段の感覚(見え方・ハンドルを切るタイミング)が違ってきます。

この図はタイヤを切った時の、タイヤの軌道軸を表したのです。

  • 黒の三角がキャンピングカーの座席位置
  • 黄色の三角が乗用車の座席位置
管理人
管理人
当然ですが、キャンピングカーの座席位置は前なので乗用車の感覚よりか前になります!

そうなると、タイヤの切る感覚として前に出てからタイヤを切る(遅れてタイヤを切る)イメージとなります。

これが、慣れないとなかなかタイミングが合わないかも!

キャンピングカーの運転に影響する幅・長さを克服する注意点とは?

キャンピングカーは乗用車に比べ幅が広かったり、長さが長かったりします。

それは、車を家のように「くつろげる」空間をつくりたいからですよね!

その空間がないとキャンピングカーではないですから。


その、幅と長さが影響する運転の注意点は狭い道でのカーブではないでしょうか?

キャンピングカーは知らない道を走る事が多いので「ナビ任せ!」

たまに、激おこプンプン丸になりそうなほど狭い道をチョイスされた苦い経験があります。

ということで、カーブの運転の仕方からお話します。

キャンピングカーを運転する時のカーブの注意点

車はタイヤを切って曲がると内輪差が発生します!

内輪差とは、カーブを曲がる時に前輪と後輪の軌道の違いの隙間(差)の事を言います。

後輪が一番内側の円の軌道

前輪が真ん中の円の軌道



それを表したのが上の図となります。

では、左右の細いカーブの曲がり方について詳しく説明させて頂きますね。

  • 狭い道を左に曲がりたい時には下のようにします。

    • 右いっぱいにふくらむ
    • 前に出ながら、右前の端を目で見て気にしつつ、左後輪がコーナーギリギリを通過する様にハンドルを切る
  • 狭い道を右に曲がりたい時には下のようにします。


  • 左いっぱいにふくらむ
  • 前にでながら、コーナーミラーを見てきにしつつ、右後輪がコーナーギリギリを通過する様にハンドルを切る
  • 管理人
    管理人
    左右のカーブ共ほぼ同じ動作になりますが、座席が右側なので見る感覚が変わってきます!

    左カーブは前右を見るのには目視

    右カーブは前左をみるのにはコーナーミラーを目視

    となります!

    左右カーブで注意1・2がありますが、ここはU字溝があればタイヤの落下、壁であれば当たる可能性が一番高いポイントです。

    コーナーミラーについてもう少し説明致します。

    運転席からみると、右の丸いコーナーミラー

    もっと近くで見てみましょう!

    しっかり前の左端車体のコーナーが見えます。

    このミラーをしっかり活用してください。


    次に右カーブ中のコーナーギリギリで抜けている状態の写真です。

    もう少しでU字溝にハマってしまいそう~~!

    こんな風にコーナーを抜けて下さい。

    このギリギリ状態を確認する事を習慣付けないと、

    • 当たったり
    • 落ちたり

    してしまいます。


    どうでしたか?

    わかって頂けましたか?


    何度も言いますが、車体が大きくなった事で、道幅に占める車体の割合が大きいキャンピングカー。

    大きくなる事で乗用車では注意しなくても良かった事が、道の占領面積が大きくなり出てくるのです。

    ということは、気をつかったハンドルさばきが必要となってくるので、難しかったり、慣れが必要となるのですよ。

    キャンピングカーを運転するのにオーバーハングってしってます?

    オーバーハングの詳しい説明なんですが、言葉でうまく説明できません(-_-;)

    手っ取り早く図を見て下さい。

    図で見てもらうと前輪、後輪は少しづつですが曲がりたい方向に移動しています!

    でも、黄色の点線内では!

    あら不思議!出てきてます。

    これなんです。オーバーハングってやつは。

    私のバスコンでは、このオーバーハングの影響は大きいです!

    それは、後輪から後ろが長いので、出てくる量も大きくなります。


    悲しいかな、コレで一回、家の前でこすっちゃいました+゚(。pдq)+゚。エーン

    電信柱で!犯人の電柱君。

    こすった所

    オーバーハングで当たってしまい、そのまま気付かずハンドルを切ってしまって前進。

    車が「ガタンっ!」と揺れました。

    なのに、これだけの傷で済んでくれました。バスのボディーは固いですね。


    ギリギリの狭い道で、壁があると、急に大きくハンドルを切るとコレでやられちゃいます。

    管理人
    管理人
    キャンピングカーの幅・長さが乗用車より大きいので運転は難しくなります。

    それは、車体の幅が大きくなると、道路大きさに対して占める割合が大きくなります。

    長さが長くなると、オーバーハングの膨らみ量も大きくなります。

    その事はわかっておいて下さいね。

    では、次はキャンピングカーの高さの注意点につてお話致します。

    キャンピングカーを運転するのに高さに対しての注意点とは!

    キャンピングカーは高いですよね~!

    天井なんて洗われへんわ~~!

    以前乗っていたキャブコンは3mを超えてました。

    今のバスコンはもう少し低くて2.6m。

    高さで注意しなければならない所は

    • 線路、道路の高架したの道路
    • 駐車場の高さ制限
    • 駐車場の木・枝・建物の屋根(突き出し)

    キャンピングカーの高さでの注意は、まず、自分の所有するキャンピングカーの高さを記憶しておく事

    高架下・駐車場の高さ制限は基本的に、高さ制限の記載が大きくされてます。

    ということは、自分のキャンピングカーの高さを知っておけば、通過しなければ良いだけですよね!


    高架下・駐車場は回避できても、一番うっかりしてしまうのが、駐車場の木・建物の屋根(突き出し)

    これは、結構見落としがち!意外と乗用車の運転では気にしない所なんですよね!

    なので、

    駐車場の停める所を確認したと同時に、停車位置の上部も目で見て、枠内にはみ出している物がないか?

    しっかり確認する事が大事になってきます。



    高さが影響する風については、後にお話させて頂きます。

    キャンピングカーを運転する時のブレーキの注意点とは?

    キャンピングカーは重量のある車なので、ブレーキに対しても注意しなければなりません。

    それは、すぐには止まれない。(制動距離がめちゃくちゃ長い)

    特に、キャブコンに関しては、私は怖い!と感じました。

    それを書いた記事がありますので、そちらをご覧ください。

    キャンピングカーの運転で風の注意点とは?

    先日、台風の中に金沢へ旅行しました!

    読んでやろう!思われた方はこちらへ。


    道の駅に停まっている中での台風だったのですが、横揺れが怖かった。

    というのも、キャンピングカーは背が高いので風の影響をとても強く受けます。

    高速道路の高所の突風

    高速道路での大型トラックの抜かされた時の風



    高速道路の高所の突風!

    トンネルを出たところや、山間など。

    伊勢道を走っている時に強烈な横風にあおられ、車半分ていど横にずれました。

    高速道路での大型トラックの抜かされた時の風

    私が走行車線を制限速度内で走っていて、追い越し車線を走っている大型トラックに抜かれると。

    大型トラックの風に巻き込まれてキャンピングカーの車体が、

    まず、トラックに吸い寄せられる(ひっぱられる様な感じ)

    次に、吸い寄せ感が無くなると突き放される様な感じとなります。


    管理人
    管理人
    この、風の影響ですが!

    バスコンに比べ、キャブコンの方が影響度は大きいです。

    私が、キャブコンからバスコンに買い替えた一つの理由でもあります。

    実際のバスコンの運転動画

    色々とお話させて頂きましたが、私が実際にバスコンを運転している動画を張り付けておきます。

    興味のある方はご覧ください。

    大きい店舗駐車場→国道→住宅街→住宅街のカーブの動画です。

    1:00~1:26
    大型店舗から道路へ

    11:20~11:30
    信号から左折 膨らみながら反対車線へ少し入り、左折しているのがわかります。

    13:15~
    ほぼ対抗できない狭い道路となります。動画ではわかりにくいです。

    15:20~15:30
    4.5mの道幅から3.5mの道幅の道路への左カーブ
    右いっぱいに膨らんでから左カーブへ入ってます。

    15:30~15:51
    3.5mの道幅から3.5m道幅の道路への右カーブ
    左いっぱいに膨らんで右へ
    右カーブコーナーは電信柱があるので、電信柱ミラーが当たるギリギリに走行
    電柱を超えたらすぐ、右ミラーを確認し右後輪がU字溝に落ちないか見て確認
    そして、ハンドルを戻しながら前進してカーブを抜ける



    この動画で、バスコンでもそこそこ揺れているのですが、キャブコンはもっと揺れが大きいです。

    私のバスコンの大きさは

    幅205㎝   高さ 268㎝   長さ 625㎝
    と乗用車に比べると大きいです。

    動画で見て頂いてわかると思いますが、以外と狭い道でも、なんとかなってしまうもんですよ。

    まとめ

    1. キャンピングカーの運転は難しい?
    2. キャンピングカーを運転るのに大切な注意点とは?
    3. キャンピングカー運転するのに座席位置の注意点
      キャンピングカーの運転に影響する幅・長さを克服する注意点とは?
      キャンピングカーを運転する時のカーブの注意点
      キャンピングカーを運転するのにオーバーハングってしってます?
      キャンピングカーを運転するのに高さに対しての注意点とは!
      キャンピングカーを運転する時のブレーキの注意点とは?
      キャンピングカーの運転で風の注意点とは?

    4. 実際のバスコンの運転動画

    キャンピングカーは快適空間を大きくするために、乗用車に比べ車体が大きくなっています。

    その為に運転するにはいくつかの注意点があるのです。

    狭いカーブでは内輪差を注意、遅れてハンドルを切る、などちょっとした事だけです。

    このちょっとの事を慣れないと運転は難しいと感じてしまうかもわかりませんね。


    キャンピングカーは車です。

    時間と、気持ちにゆとりを持ち、スピードを出さずに運転する事が一番大事なんですよ。

    それと、最後になってしまいましたが、車体が大きいのをわかっているので

    遠出をする時に絶対外せない目的地の駐車場や道幅などは、ネットマップなどを利用して、事前に調べる事もとても大事となります。

    理屈をわかって後は一番安易な回答の「慣れてもらう」をしてもらい

    安全な運転を心がけてください。