キャンピングカーの冷蔵庫を解説!?購入前に知っておくべき違いとは!

キャンピングカーを2台乗り継ぎ、2代目は1代目を教訓にハーフDIYして作っているhanahiroです。

冷蔵庫は、家でも、キャンピングカーでも、とても重要な装備で、食材の保冷、夏場には飲み物を冷たくしたり、とても大活躍してくれます。

キャンピングカー購入前のあたなにとってみれば、キャンピングカーに設置されている冷蔵庫と家庭用冷蔵庫と、どんな違いがあるかわからないと思います。

普通そんな事考えないですよね!


ちなみに、私が購入前に気になったのは!

  1. どこから電源を取っているの?
  2. 蔵庫の冷え具合は?
  3. 使用時間は?
  4. 使い勝手は?

この4つくらいです。

ですが、キャンピングカーの冷蔵庫を使ってみると家庭用冷蔵庫との違いが「いっぱい」あったのです。

そんな所を、キャンピングカーの冷蔵庫 を家にまで持ち込みし、とても便利やと感じながら使っている私が詳しく解説します。

まず、キャンピングカーの冷蔵庫と家庭用冷蔵庫は、どんな所に違いがあるのかを一覧にまとめてみました。

キャンピングカーの冷蔵庫と家庭用冷蔵庫と比較!

キャンピングカー冷蔵庫と家庭用冷蔵庫の比較一覧

そして私の使っているのは

これからは、この一覧の6項目を一つ一つお話していきます

・冷え具合

まずは、冷え具合についてですが。

私のキャンピングカーの冷蔵庫はよく冷えてくれます!

よく冷えてくれるので家に持ち込みし使ってます!

「なぜ?家で使っているの?」

それは
まとめ買いした食材などを冷凍保存するために使ってます。

もう一度いますが「冷蔵!ではなく、冷凍」で使ってます。

それくらい冷えてくれるのですよ。

私の冷蔵庫には強さを調整するボリュームがあります。

それをMAXまですると、冷蔵庫に入れているものが全てカチンコチンになってしまうほどなんですよ。

私の冷蔵庫内は仕切りがなく、冷やすための調節はボリュームがひとつだけなので、結果、単機能となります。

ボリュームを上げると強力になり凍ってきますが、下げると冷蔵になります。

お好みで調整してね。ということです!

そうなると、家庭用冷蔵庫みたいに「冷やす所」「凍らす所」で別々の部屋にはできないのです。

「冷やす」「凍らす」どちらかになります。

ちなみに、家での冷凍保存(100Vを使って)は調べてますが、キャンピングカー内(24V)で冷凍までしたことがありません。(。・人・`。))ゴメンネ

では、次の設置方法についてお話してみましょう。

・設置方法

キャンピングカーに設置されている冷蔵庫は固定式ではなく置いてベルトで固定しています。

なぜベルトで固定しているのか?と言うと。

それは、必要に応じて取り出しする事が可能で、家に持ち込み使う事があるからなんですよ。

ここで私が考えたキャンピングカーの冷蔵庫の設置方法のお話をします。


「キッチンの下にスライドレールで収納部分をスライドできるようにして写真のスペースに収納しています。」

なぜ?据え付けしないの?それには良い事がるんですよ!

備え付けしない理由は!

それは、故障しても車から出しやすく、本体のみの修理や買い替えの場合はすぐ交換できます。
以前乗っていたキャブコンの冷蔵庫は据え付されていました。

私は大丈夫でしたが、中古のキャンピングカーは冷蔵庫のトラブルが多いです。
そうなると、修理、交換がとても大変なってしまいます。

簡単に取り出せると修理、買い替えがとても安く、簡単になりますよね。

良い事をお話しましたが、ちょっとだけ面倒な事も!


それは、冷蔵庫から取り出す時に収納スペースを前に出してから冷蔵庫の扉を開ける必要があるので、2行程の手間がかかってしまいます。

ここからは、3つめの内容量についてお話します。

・内容量

40Lの冷蔵庫に2Lのお茶を入れてみました。

まずは、縦いれ!

次は横入れ!

写真で、だいたいの入れれる量(容量)はイメージできますか?

家庭用冷蔵庫と違いやはり内容量は小さいです。


私の冷蔵庫は40 L ですが、大型のキャブコンとなると 90L程度の冷蔵庫が据え付されてます。

内容量は大きいに越したことはないですが、大きくなりすぎると室内空間がせまくなりもったいないですね。

私は40Lで家族3人(夫婦、息子)、6日程度の旅行なら丁度よい感じです。

途中で買い足しながら保存していくので、なんとか大丈夫かな!?

次はキャンピングカーの冷蔵庫で大切な稼働燃料(電気)について詳しく解説いたします。

・稼働燃料

冷蔵庫が何のエネルギーを使い動くのか?なのです。

  1. ガス(カセットガス・プロパンガス)
  2. 家庭用電気(AC 100V)
  3. 自動車用電気(DC 12Vと24V)

の3つで3WAYとなります。

3つとも動く冷蔵庫もあれば、AC 100V DC12 V(24V)で動くタイプと様々でキャンピングカーの購入の時、もしくは、冷蔵庫を購入する時にしっかり確認しておく事が大事です。

ここからは、それぞれのタイプについてお話していきます。

①ガスで稼働するタイプ

カセットコンロやガスボンベで稼働してくれます。

ガス式と電気式との冷却機能の差がはっきりしません。

キャンピングカー中古車屋さんにお話を聞いた時は、「ガス式の冷蔵庫はめちゃめちゃよく冷えますよ!」とアドバイスをもらったことはあります。

ですが、ガス式には注意点が一つあります。

それは、キャンピングカーのプロパンにガスを充填してくれないのです。

まずは、充填してくれるガス屋さんを探しておかないと冷蔵庫は使えません。

そして、充填してくれるお店を見つけても、ガスが無くなれば、そのお店まで行っての充填となるので、結構手間はかかります。

前車のキャブコン(ZIL3)を購入し、設置してあるガスコンロを使用したくてガス屋さんにプロパンガスの充填をお願いしたのですが4件くらい問い合わせし全て「ダメ」でした。

中古車を購入される場合はこの点は注意して下さい。

②家庭用電気(AC 100V)

家で普通に使っている電源なので知ってますよね。

ただ、キャンピングカーの中で100Vを使用するのは「もったいない」。

なぜか?

それは、限られた電気容量の中で、車用の電気12V・24Vを100Vに変換するにはインバーターを間に入れ変換するのに変換ロスが発生します。

このロス分がムダなんです!

まれに、家庭用冷蔵庫を装備して100Vで稼働させているキャンピングカーもありますが、最近の国産では自動車用の電気(DC12・24V)で動くタイプがほとんど!

③自動車用電気(DC 12Vと24V)で動くタイプ

自動車用電気で、DC12Vは乗用車や小型キャンピングカー、DC24Vはトラック・バスなどの大型車の電気として使われてます。

ハイエース、キャブコンのベース車両のカムロードは12Vになります。

冷蔵庫の電気がDC12・24を使えるのであれば、インバーターの変換はなしで使えます。

簡単に言えば車のメインバッテリーから直接冷蔵庫を動かす事が出来きます。

ただし、シガーソケットから使うのは止めましょう!

それは、自動車のメインバッテリーの電気を使ってしまい、バッテリーが無くなると車は動かなくなります。

そこで、サブバッテリーのシステム、車のなかで自動車起動用のバッテリーとは別のバッテリーを設置し、冷蔵庫を使う事になります。

「このサブバッテリーは車のエンジンが掛かっている時に、充電して溜める仕組みのタイプが多いです」

サブバッテリーは自動車と同じ電気を溜めるので12(24V)となり、そこから冷蔵庫を動かすと「ムダ」が無いですね。

次は、サクッと霜取りに機能についてお話します。

・霜取り機能

家庭用冷蔵庫に有ってキャンピングカーの冷蔵庫に無い機能で霜とり機能。

冷蔵庫をずっと使っていると、冷蔵庫内に霜が少しずつ溜まって、庫内が霜だらけになってしまいます。

昔の冷蔵庫ではよく見ました!

この機能はキャンピングカーの冷蔵庫には無いですが、基本的に何週間や何年と連続稼働することが無いので、そういう事を考えると不要な機能なのかもわかりませんね。

いよいよ気になる冷蔵庫の連続稼働時間についてお話します。

・連続稼働時間

キャンピングカーの冷蔵庫ってどれくらいの時間動かす事が、出来るのだろう?

気になりますよね!

冷蔵庫が切れてしまい、せっかく持てきた食材が傷んだり、腐ったりすると悲しいです。

そこで、知りたいのが「何時間動かす事ができるのか?」

私は、出かけている時は、ずっと冷蔵庫の電源は入れっぱなしですが、サブバッテリーの電源が無くなった事はありません。

これじゃぁ~!適当すぎますよね!

では頑張って計算してみます!

出来るかな?(-_-;)


私のサブバッテリーは12Vの115Ahを2個つないで24Vで使用しております。

例えばバッテリーが元気いっぱいで、満充電の場合

115Ah×24V=2760Wh

私の冷蔵庫は定格消費電力Wは

  • AC100Vであれば42W
  • DC12Vの場合2.5Aで計算式が 12V×2.5A=30W
  • DC24Vの場合1.3Aは計算式が 24V×1.3A=31.2W

今回は、24V仕様で計算となるので2760wh÷31.2W=88時間となります。

ですが、私のバッテリーは老朽化で能力としては半分くらいまで落ちているのでしょうか?

そうなると44時間です。

でも、冷蔵庫は常にフル稼働していないのと、走行する事によりバッテリーに充電されるので、もっと時間が伸びてくる事になります。

結局の所、サブバッテリーの容量!バッテリーの元気さ!その他の電気装備の使用料!によって使える時間は変動します。

私はサブバッテリーの電源を冷蔵庫メインで考えてます。

照明とかも使うのですが、大容量で電気を使う装備、電子レンジ、エアコンは発電機を回し他の方にご迷惑がかからないようにしようしてます。

中古車で購入しようと考えているのであれば

サブバッテリーの元気さ

蓄電方法

などを販売店に確認して納得してから購入する事がたいせつです

まとめ

・冷え具合

キャンピングカーの冷蔵庫はとても良く冷えます

・設置方法

据え付(故障した時大変)

DIYなどで取り付けた場合はバンド等で固定し取り外しが可能にすることができる

・内容量

狭い空間に設置する冷蔵庫であり内容量は小さくて、大きくても90L程度
私は家族3人で40Lで不便なく使えてます。

・稼働燃料

機種により稼働燃料が様々であり、あなたのキャンピングカーの冷蔵庫が、どの燃料で動くか知っておく事が必要!

プロパンガス・カセットコンロガスを使用はプロパンガス充填先が最近では少ない!

車の電気12V・24Vで使用する物もある。

停車中に長時間使用する場合はサブバッテリーの状態を確認する事!
冷蔵庫の消費電力が少なく、サブバッテリーは走行充電できる車も多いので以外と気にせず使える

・霜取り

キャンピングカーの冷蔵庫にはついていない(なくても大丈夫)

・連続稼働時間

冷蔵庫の消費電力が少なく、サブバッテリーは走行充電できる車も多いので以外と気にせず使える。

サブバッテリーの充電方法もしっかり把握しておいてください。

キャンピングカーの冷蔵庫は夏場の水分補給、食材保存、それに地方に出ての買い出しにと、とても便利な装備です。

たかが、冷蔵庫、されど、冷蔵庫!

私は、スーパー巡りもキャンピングカーを使っての楽しい趣味の一つなのですが、そこで役に立つのが冷蔵庫!

それに今では、家での買いだめした時の冷凍保存にも重宝してます。

家庭用冷蔵庫に比べ、気にしなければいけない点も多数あります。

※キャンピングカーの冷蔵庫は使用した後は扉を開けておきましょう!

なぜ?

使った後、閉めたままだと、冷蔵庫内の冷気が水滴になり庫内にカビが発生してしまいます。

もし、中古を探しているのであれば冷えが悪かったり、プロパンガスタイプで有ったり、買っても使い勝手が悪かったりするのでサブバッテリーの充電方法も確認し、シッカリリサーチしてください。