キャンピングカーのおすすめ発電機は?選び方の基準を細かく解説!

キャンピングカーのエアコン電源のために発電機を選んで苦労しているhanahiroです。

キャンピングカーに発電機を積みたいけど「どうやって選べばいいの?」

私も最初悩みました!
発電機を選ぶ基準は色々と有ってキャンピングカーに適している発電機がどれかわからないよね!

そもそも発電機を購入するのに何をどう考え選べばよいのかわかりません!


そこで今回は、発電機を購入して、後々こんな所も考えればよかったなぁ~!
キャンピングカーに発電機を積むのにどんな点に気を付け購入したらよいのか?

そして私が「今」発電機を購入するなら「コレ!」などのお話をさせて頂きます。

先ずはキャンピングカーに乗せる発電機を選ぶための基準を考えてみたいと思います。

キャンピングカー搭載するための発電機選びの基準は?

キャンピングカーに発電機を積む為に考えなければいけない点がいくつかあります。

それは

  1. 発電機の容量
  2. 発電機の波形
  3. 発電機の騒音

この3つの点についてシッカリ理解してから購入しても使える幅が減ったり、使えない電気器具が出てきたりと、後々困りごとが多くなります。

ではそれぞれについて詳しくお話したいと思います。

キャンピングカーに乗せる発電機の容量とは?

ほぼ発電機の名称にも入っている数字が容量になります。

私が使っている発電機は今は亡き「ホンダのEU16i」

「16」の数字が発電機の容量となります。

発電機の容量って!何を表しているの。

それは1.6kvaの電気が使えると言うことなんです。

この発電機では

交流では100Vの電圧で16A(アンペア)の電流を発生させることができます。

電圧(100V)×電流(16A)=1600Wという事なんです。

家庭用電気製品の電圧は100Vなので接続家電製品は16Aまでの容量のものまでしか取付できません。

このように、キャンピングカー内で使う電気の量を考えて発電機の容量を選ぶことが大切となります。

ここで一例をお話してみます。

私の車なのですが、大きな電気を必要とするのが

  • 電子レンジ
  • 家庭用エアコン

この2つで電気消費量は

  • 電子レンジは1250Wを消費
  • エアコンではmax時は980W(150~980W)

発電機は1600Wに対し電子レンジは1250Wなのでエアコンと同時に稼働させる事はできません。

なので、使い方としては電子レンジを使う時にはエアコンを消す事になります。

何となくイメージは掴めてもらえましたか?

つまり

  • キャンピングカー内で使う電気製品が何なのか?
  • 同時に使う必要があるのか?
  • 同時に使う電気製品の消費電気力は何W(ワット)なのか?

など事前に把握し発電機の容量を決めることになりますね。

次は発電機の波形についてお話したいと思います。

発電機の波形って?そして何が変わるの?

私の持っている発電機はインバーターが搭載されています。

  • インバーターが搭載されている波形は写真の左側(正弦波)
  • インバーターが搭載されていないと波形は写真の右側(疑似波)

この波形の違いでどうなるの?

波形の違いにより使える電気製品が変わるのです。
正弦波は家庭に流れている電気と同じ、疑似波は質の悪いで電気になります。

正弦波では家庭用電化製品全てを使うことができますが、疑似波では単純なライトやドライヤ―など家電製品が限られてしまうのです。

キャンピングカーの中で思う存分電気を使いたい!と考えるとインバーター内臓で正弦波を出してくれる発電機になります。

次は今現在も私が苦労している発電機の騒音についてお話したいと思います。

発電機の騒音!どんな問題が?

発電機はエンジンを稼働させ発電しています。

車のエンジンもそうですが、静かな所ではうるさいですよね。


電子レンジを使うのに常識的な時間に、発電機を動かす事は苦上や迷惑をかけることはほぼないです。
ですが、夜間のエアコンの電源として使うのであれば静かなことに越したことはありません。

もちろん購入発電機により静かであれば尚更よいで、発電機の有力メーカーのHondaとYAMAHAのエコスロットル(電気の使用量により回転数を制御)機能のある発電機カタログから騒音レベルを確認してみました。

メーカー/発電機容量90018002800
Honda86㏈90㏈90㏈
YAMAHA86㏈92㏈85.5㏈

騒音レベル(LWA)

ほぼ同等ですね!
このデーターを見る限りどちらのメーカーを購入しても変わりがないようです。


次は使い方による騒音のお話をしたいと思います。

先ほど発電機の容量(発生させれる電気の量)のお話をしましたが、発電機は多く発電させようとするとエンジンの回転数が上がります。

車が早く走る時にエンジンの回転数が上がるのと同じなんだね!

アイドリング時よりエンジンの回転数が上がると騒音も大きくなります。

何を言いたいかというと

キャンピングカーで使う電気の量が解り、その使う電気に対しギリギリ容量の発電機を選ぶと、発電機は高回転になり騒音が大きくなります。



私の発電機の話に戻りますが、1600Wの発電機で、電子レンジは1250Wなので発電機の回転数はほぼフルスロットルです。

参考程度に発電機を使って電子レンジを動かしている動画をご覧ください。

boxを開けると結構な騒音がしています。


何度もお話しますが、私が主に発電機を使うのはエアコンと電子レンジ!

電子レンジは世間の活動時間に使うので発電機がBOXに入れていることもあり問題はありません。

エアコンは車内温度が落ち着くとほぼ発電機はアイドリング状態となるので騒音としては落ち着きます。

この条件を考え当時ではHondaのEU16iを購入しました。

騒音の問題を考えるのであれば2800KVAの大型発電機を購入すると、ほぼアイドリング状態なので静かになります。

今、私が選ぶ発電機は「これ!」

発電機本体の最低条件として

  • 正弦波(インバーター搭載)の発電機であること
  • 回転数制御機能エコスロットル(Honda名)エコノミーコントロール(YAMAHA名)があること

この2点があり、電気容量を考えて選定します。
(もちろん収納スペースは確認してください)

私が今買うなら

Honda
EU28is
が欲しいです。

  • 理由とてはYAMAHAの同容量よりもカタログ値になりますが9kg軽いこと
  • 2.8KVAで電気容量が大きくアイドリング状態をキープできそなこと
  • スターター付きで始動が簡単に行えること

ただし重量が乾燥時で59KGあるので一度キャンピングカーに搭載すると簡単には降ろせそうにないのが難点。

Hondaの下の写真の2番目になります。


その他の発電機も色々見てみましょう。

Honda

YAMAHA

Honda・YAMAHAほぼ同じスペックで、色や形の違いで好みが分れる程度だと思います。

もっと安くて便利そうなのないの?というあたなにはこんな発電機を見つけました。

国産メーカーの半値以下でその上リモコンスターター付き。

これならお買い得感が高いですね。

ただ口コミを見てみると、リモコンスターターは購入時にはつかえますが、頻繁に使用しないと使えない!というのがありました。
リモコンでセルを回す電源で内臓バッテリーを使っているとおもわれますが、自然放電ですぐ電気が無くなってしまうのでしょ!

ごめんなさい。私は持っていないので詳しい口コミはできませんm(__)m

まとめ

キャンピングカーに載せる発電機の選び方やおススメのお話をさせて頂きました。

発電機の選び方の基準として3つの基準がありました。

  1. 発電機の容量
  2. 発電機の波形
  3. 発電機の騒音

このことを考えて発電機を選ぶことが大切です。

そして、発電機を購入する前にキャンピングカーで使う電気の容量を考え、余裕を持った容量の発電機を選ぶこともとても大切なんです。

それは、発電機の容量がギリギリだと回転数があがり騒音を発生さえるからなのです。

総評をしてあなたに有った発電機を選んでください。



キャンピングカーに搭載されている発電機は「悪」的なご意見が多数ありキャンプ場などでは、使用禁止の所も多いです。

ですが、災害がおこり被災してしまうと、これほど頼りになる装備は無いように感じています。

回りに迷惑にならないように色々と考え使うようにしましょう。

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私は発電機をキャンピングカーの車内に搭載しています。

車内に搭載すると一酸化炭素中毒で亡くなる可能性がとても高いです。

知識を持ち警報器などを用いて確実に安全確保してから行う事がとても重要になることをご理解ください。
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先日ニュースを見ていると劣化のしない蓄電池が開発される可能性が出てたそうです。

そうなると発電機は必要のない装置になるかもわかりませんが、それまではキャンピングカーで大きな電気を使おうと思うとやはり発電機は外せないのかな!と私は思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。