
キャンピングカーの大きな壁は電気ではないでしょうか?
木材をカットしたり、張り付けたり、棚を作ったり!これは、意外と見よう見まねで「できちゃう」んですよね。
でも、電気は難しいうえに、見えない!
そして、ケガ、火災と色々と怖い要素も多く手を付けにくいです。
その、キャンピングカーの電気を補う事ができるのが「サブバッテリー」!
サブバッテリーシステムを自作しようとすると色々と機材を購入しないといけません。
そこで今回はサブバッテリーシステムの価格の幅の大きさや種類についてをお話したいと思います。
この記事を読むとサブバッテリーシステムの事を理解できると思いますよ!
サブバッテリーの価格はおいくら?
サブバッテリーシステムを購入するのには9.5万円~110万円
とても幅が広いですよね!
バッテリーシステムを購入するだけでも差額があるので知らいのであれば「ビックリ」ですよね。
では、なぜ?その差額がうまれるのか?をこれから説明致します。
サブバッテリーシステムの価格幅はなぜ大きいの?
サブバッテリーをシステム化(送る・貯める・変換・使う)をするのには、いくつかの装置が必要。
この3つの装置の内大きく価格の差があるバッテリーとインバーターについて詳しく説明いたします。
サブバッテリーの種類で大きく価格が変わる
サブバッテリーには大きく2種類のバッテリーがあります。
この二つのバッテリーの特徴についてお話致します。
簡単に違いを表にまとめました。
例として100ah容量のバッテリーで検証してみます。
ディープサイクルよりリチウムの方が最先端技術なので利便性ではとても有効ですよね。
ただ金額が張るのが難点なんです。
使用回数が6倍近くなのでそれを考えるとOKなんですけど・・・!
ディープにするかリチウムにするか?で大きく金額が変化するのはわかってもらえたと思います。
あと、金額差が発生するのは「バッテリーの容量」
電気を蓄える量が大きくなると金額が高くなります。
ディープサイクルに関しては大量の電気を蓄えようと考えた時には3つ・4つと増やす事で容量をUPさせる事が出来ます。
個数必要となるので1個金額×個数が金額UPとなってしまうのですよ。
リチウムは1パッケージですが、もちろん容量が大きくなると金額はUP
キャンピングカーのリチウム電池で小さい方なんですが
金額は約17万円
キャンピングカーリチウム、上記の4倍の容量で
金額は60万円
金額差は43万円となります。
キャンピングカーで電気を沢山蓄え、なおかつ長い間使おうとすると!
60万円のリチウムバッテリーが一番良いように感じますよね。
回数も使えて、蓄電量も多い。
私も本当は欲しいです。。。
あなたがどれだけ電気を使うか?により選定するサブバッテリーが変わるので金額が変化するんですよ!
次はインバーターについて詳しくお話したいとおもいます。
インバーターの種類で大きく価格が変わる
インバーターとはサブバッテリーに直流で貯めた電気を家庭用電気交流に変換する装置なんです。
なぜ?金額がかわるのかと言うと。
まず、最近のインバーターを見ると大きく2種類のインバーターがあります。
それは
どこが違うかと言うと
難しく言えば変換時の電気の波形が違う!
簡単に言うと
そうなると、みなさん正弦波を選んでしまいませんか?
私もそうです。
正弦波は家庭用と同じなので詳しくは説明は不要ですよね!
疑似波は波形が違うので電子制御品(マイコン)には使用できなくなります!
エアコン・炊飯器ets
結果として、ほとんどの方は正弦波のインバーターを購入するようになってます。
では次は、正弦波と疑似波インバーターの金額差になりますが
例えばキャンピングカーで1000Wのインバーターを取り付けると考えた場合
疑似波ではケーブル付きでも1.2万円
正弦波になると5.6万円
金額差として4.4万円の差がでてきます。
インバーターも使用ワット数(W)が大きくなれば金額が高くなります。
エアコン程度の使用なら1000Wもあれば十分!
キャンピングカーで電子レンジを使うのにインバーターを間にいれるのであれば1500W以上は必要になります。
最近ではIHを積んでいるキャンピングカーがあるのですが、その場合は3000Wはひつようなのかな?
この様に、あなたの使い方でインバーターを選びましょう。
私がお薦めするなら1500W程度です。
これならエアコンはもちろん、電子レンジも使用できます。
ただIHコンロは無理なのでカセットコンロを使用すると問題はありません。
因みに私は1000W正弦波インバーターをでエアコンを稼働しますが、電子レンジは、使用時には発電機を動かして使用しています。
これで、インバーターの金額わかってもらえましたか?
では次はサブバッテリーシステムのセット価格についてお話したいと思います。
サブバッテリーシステムの価格を細かく解析
サブバッテリーシステムをセット販売しているのは私が知る限りでは2社
もし私がサブバッテリーシステムを新設する状況にあるのであればオンリースタイルのコアレックス6.5が欲しいですね!
但し価格が100万円超えなんですがメリットが大きいと思われるのです。
エアコン程度なら2日間使えるだけの蓄電容量のようです。
サブバッテリーシステムが構築済みなので置いてしまうだけで使えるそうです。
走行充電は対応していない様ですが、発電機及び外部電源からの蓄電は可能なので
私のように発電機を持っている者としては、夏の冷房は静かに安全に使用できそうですね。
この様な高価なシステムでは無く現実的な金額でも考えてみましょう。
キャンピングカー内で使用する電気器具として
これらを動かすのであれば1500Wのインバーターであれば対応可能でしょう!
ただ、この中では電子レンジはギリギリになってしまうのでもうワンランク上げて2000W方が問題無く使用できます。
そうなるとサブバッテリーの容量は?となりますがエアコン・電子レンジはめっちゃ電気を食います。
この2点を良く使うのであればサブバッテリーはリチウムにした方が絶対良いですね。
と
の組み合わせで計72万円
サブバッテリーと走行充電器で633800円+インバーター1500Wで85800円
ディープサイクルで検討するならば
16500円となりますね。
ただ、リチウムに比べサブバッテリー容量が小さいのでエアコン・電子レンジの連続稼働は厳しいと思われます。
私なりに色々と考え、この記事を書きましたが金額の変更間違い等もあるのかもわかりません。
サブバッテリーシステムに関してもっと詳しく知りたいのであれば
2社のショップを確認して頂き納得の上購入及び設置をお願い致します。
次は私がサブバッテリーシステムを移設した際のちょっとしたトラブルについてお話したいと思います。
やっぱ怖いよ電気の自作
私はバスコンのレイアウトが気にいらなくて中央乗降口近くにあった電装関係を右後部へ移設しました。
線番をIN・OUT側に付け後でバラした後でもわかるようにしていたのです。
そうして自分で移動工事をしていの中盤です。
バッテリーにつながっている配線の+と-をペンチでまとめて同時に切った時です。
「バッン」目の前で大きな火花が飛びペンチが溶けていました。
配線の中盤で「ぼぉ~~!」としていたので電気が流れている配線を同時に切ってしまった為に導通してしまい。
そしてスパークしたのです。
もし、自作でサブバッテリーを自作するのであれば電気の事をしっかり勉強してから行ってください。
配線に電気が導通しているのか?の確認にはテスターも必要なので必ず準備してから行う事です。
こんな物です。
こんな怖さを考えると、もしあなたが電気に関して詳しくないのであればオンリースタイルのコアレックス6.5のアッセンブリー完了品で、安全工事・高い蓄電量、設置と外部電源の取り込み、可能であれば発電機やソーラーパネルでの充電を視野に入れ、検討された方が良いと思います。
まとめ
サブバッテリーシステムの価格の幅は広くあなたの考え・使う電気器具によって金額が大きく変動します。
最近ではキャンピングカーも快適装備が充実し電気使用量が大きく増加しています。
そんな事も踏まえ、使用回数が多いリチウムバッテリーが主流になってきているのが現実!
そんな事も考えディープサイクルにするのか?リチウムにするのか?検討してみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
もし、少しでもあなたのお役に立てる記事となっていれば幸いです。