自作キャンピングカーへ向け私が行ったハイエースの内張りの外し方‼

新車のハイエースで自作キャンピングカー作製に乗り出しているhanahiroです。

私のハイエースはワイドハイルーフDX200系 5型 めっちゃ商用車でハイエースの内装としては一番何もないタイプ。
そんな何もない内装でも内張りを外すのって大変でした(;^_^A

一番苦労したのがリアエアコンから運転席までの上部内張り!
外れた時には妙な達成感を感じてしまいました^^


こんな大変な思いをしてまでも、ハイエースの内張りをわざわざ外したのは「断熱・防音」の処理を施したかった。

ハイエースは商用車でキャンピングカーとして長時間車内で生活するには寒暖差が大きい(陽が照ると熱い。夜になると寒い)と冷暖房が大変!
そして防音(雨の打ち付ける音、自分達の声が外に出る)と急な雨で目が覚めたり、子声で話したりと生活するのには大変なんですよ^^


今回は何かと苦労したハイエースの内張りの外し方について説明させて頂きます。

ハイエースの内装の取り外し方 道具

内張りを外すのに専用道具が必要になります。

ホームセンターや自動車部品量販店でも購入でき、簡単に手に入れる事ができます。

樹脂製は経年劣化で数年経つと硬化して割れてしまいます。
それに、変な力の入れ方をしても割れて買い直しが発生します。
短期間使うのであれば樹脂製でもよいのですが先々も使いたいと考えると

この様な金属製を使う事をおススメ致します。
コースター作製の時に樹脂製を購入しましたが割れて、今回買い直ししました。

今回ハイエースの内張りを外すのに、内張りはがしの道具以外に

10㎜・14㎜の六角ボルトを外すのにラチェットを用意する方が作業が早くなります。
私が使っているのは

真ん中のボタンを押さないとソケットが抜けないという優れモノ!

10㎜のソケット

それと14mmのソケットはこれをおススメします。

この長さが無いとスライドドアしたのシートベルトが外れなかったから!

そして、ドライバーはボルトの+穴とガタが無い物を使うとよいです。
ガタが大きいと滑って+穴がナメて外れなくなるからなんですね。

一番始めやすいのが荷室部分の側面!

荷室側面は広い場所で作業できる上に、クリップを取り外しても落下する事も無いので安心!
先ずはクリップの外し方を練習する上でも荷室側面から作業をすると良いと感じました。

内張りの上にシートベルトが重なっているので先にベルトを外す方が楽!

シートベルトを見ると真っ先に10㎜のボルトが見えてきます。

10㎜のラチェットで外します!

カバーを外すと上のボルトが10㎜、下が14㎜のボルトになります。

シートベルトの上部はカバーで覆われているので下側に内張り外しを入れ上向きに開けると14㎜のボルトが出てくるので緩めると外れます。

スライドドアのステップ部分にも14㎜のボルトがあり、このボルトを外す事でシートベルトは取れます!

ほぼ同じ要領で右側後部のシートベルトも外す事が可能!


次に、内張りですが、

こんな感じでクリップに入れ込みテコの原理で外せばOK!
残りのクリップを全部取れば簡単にはずれます。

これで完了!

荷室部分の上部内張りの外し方

まず、照明から外す事が必要になってきます!

照明カバーの外し方は、照明ON・OFF切り替え部分の隙間から内張り外しを入れると簡単に開きます!

カバーを開けると固定ボルトが出てきます!

スイッチレバーを固定しているボルト以外を外す事!
レバーのボルトはレバー自体の固定のみで、このボルトを外すとレバーが欠落して通電用の小さいボールとスプリングが落ち、失くしてしまうと使えなくなります。

外して裏に向けると電源コネクターが出てくるので、電源側の白い引っかかり部分を押さえて引き抜きます。

後は、先ほど説明した同じ方法で内張り外しでクリップを全部取ります。


次にモールを外して行きしょう!

モールの裏には9個のクリップが取り付けされています。
そのクリップ目掛けて内張り外しを使うと簡単に取り外しが可能になってきます!

荷室リア扉ワイパー部の内張り外し!

まず、カバーの下側を手前に引っ張りクリップを外します。
手前側は引っ張る事で何か所か外れてくれます。

ただ、全部外そう無理やり引っ張るとクリップの破損が考えられるので、下数か所外れたら手を入れ全体を動かす感じで引っ張ると確実に取れました。

こんな感じで手をカバーの内側に手を入れ全体を動かす感じです!

外す時は「バキッ!べきっ!」と音がするので内心ドキドキものですけど!

外すとこんな感じ。

運転席・助手席回りのグリップ・バイザーの外し方!

グリップ

助手席側で説明致します。

写真のようにグリップのカバーは上から下へカバーが外れます。
これを理解した上で内張り外しや細いドライバーを入れると簡単に開きます、このボルトはしっかり固定されているのでドライバーを押し込みながら左に回転させないと、ネジがバカになってしまうので気をつけましょう。

バイザー

バイザーの本体固定はボルト2本だけで簡単です!

バイザー受けを外すのにボルトとクリップタイプの2つで固定されているので注意です!

A・Bピラーの外し方

先ずは、窓枠ゴムの上部と左右を弛ませて下さい。
窓枠ゴムは内固定しているクリップ・ボルトが無いので、張外しを入れて外します。


Aピラーはグリップを外し、内張り外しでテコったら簡単に取れました^^

問題はBピラー!

左右で取り外す所がちょっと違うので良く観察した後に行う方が賢明です。

先ずは助手席側

Bピラーの写真

赤丸部分のボルトを外すと緩んできます。

黒色の下の樹脂を浮かすのがなかなか(;^_^A
結局の所クリップ留めになるのである程度力技になる感じでした。


運転席側

運転席側のBピラーの荷室側の側面にはクリップで留められています。
他のクリップとは違うので注意して下さい。

リアエアコンの内張りカバー外し方

運転席上部の内張りを外すのに、リアエアコン部分にあるボルトやコントロール装置を外す必要があります。

手を加えたり、外したりする箇所は写真の部分だけです。
なので、 囲っていない吹き出し口は内張りに取り付けされているので触る必要がありません!

青部分のフィルターは内張外しで簡単に取れます。

フィルターを外すとボルトが見えるので、ボルトだけドライバーで取って下さい!
(吹き出し部分は固定されています)

次に、コントロール装置は内張はがしで外します。
配線があるのでムリに引っ張り出すと配線が切れる可能性があり注意!

外すと

私は外す時にコントローラーが中々外れなくて取り付け金具を曲げてしまいました( ノД`)シクシク…
本来はこんなに膨らんでいません。

でもペンチとニッパで復元OK!

電源コネクターを抜くとコントロール装置は取れます。

コントロール装置が取れると、奥に内張りを工程しているボルトが見えてきます。


写真でこの場所にあります!
確認して外してください。

外れました^^

リアエアコン回りの内張りの裏側の写真です!

この写真を見た方がどの部分が固定されているのかがよくわかりました^^

ハイエース内張りの外し方まとめ!

実を言うとこんなに真剣に内張りを外したのは初めて(;^_^A
ですが、何とかなるものですね!

結構面倒なのがBピラー!下の部分も取らないといけませんし、なかなか構造が解りにくい点でも面倒と。
リアエアコンのカバー部はスイッチ切り替え部分だけ取ってやれば、ピラー系だけ外してやれば何とか取れます。

今後、ハイエースを自作キャンピングカーにする為に情報や自分なりの判断をして行っていきます。
不安も多々あり本当に作れるのかどうか不安な所もありますが、始めた以上やり遂げなければなりません。

失敗も含め期待して頂ければ嬉しいです^^