ハイエースを車中泊車に改造して積み込んだポータブル電源はコレ!

ハイエースDX ワイドハイルーフの内装の木材基礎固定を終えたhanahiroです。

私なりの次のステップは重量物を固定する棚作りになりますが。
重量物と言うと

  1. 冷蔵庫
  2. ポータブル電源
  3. 電子レンジ

基礎が出来た時点で、重量物は「冷蔵庫」以外には持ってません。
棚を作る理由は、この3点をしっかり固定して収納する事。

何かと自作で色々と作っていますが図面と同じ寸法で作れません(;^_^A
そして、カタログ値サイズだけで作ると思わぬ落とし穴が存在するのが素人作り!

そこで、棚を作る前段階で現物確認の為に、ポータブル電源を購入。

今回は棚を作る前の自作車中泊・キャンピングカー仕様へ向けての電源確保に向けて「どうしてそのポータブル電源を選定したのか!」をお話できればと思います。

ポータブル電源をどのように使うか検討!

車中泊車で使うポータブル電源ですが容量は様々
そもそも、ポータブル電源で自分が求めている使い方が出来るのか??と考えてしまいます。

管理人
管理人
そこで、ポータブル電源関係のYouTube動画を見ると何となく使えそう。
これはもう、自分で購入して実感するしかないです。

まずは、私の電源の使い方について検討してみました。
私の電気の使い方は

  • 冷蔵庫の連続稼働
  • 照明
  • 電子レンジの使用
  • 何らかの100V機器を使う電源

この4点をフォローしたいんです。

ここからは、私の電気の使い方を個々に考えてみます。

冷蔵庫
冷蔵庫は所有済みのエンゲルの40L!
こちらの冷蔵庫の電源は直流(DC)12V・交流(AC)100Vでの稼働ができますが、変換ロスを少なくしたいので直流12Vでの使用で検討。

なぜ?直流でつかうの!

電池は直流(DC)で蓄電してます。
交流(AC)を使おうとすると、直流から交流に変換して供給されるのですが、変換時に20%の変換ロスが発生します。
簡単に言うと使える電気の量が減るんです。
つまり、旅行中
冷蔵庫は長時間連続稼働なので「ロスを抑えムダ無く電気を使いたい!」と言う考えかたから。

 

照明
照明はもちろんLEDでしょう。
ただ、こちらも冷蔵庫同様に変換ロスを考えると100Vコンセント接続ではなくUSBから電源を取るのが理想的。

電子レンジ
この時点で電子レンジは購入していませんでした。
ポータブル電源で電子レンジがつかえるのか??
この点が一番悩ましい問題です。
この、ブログを書いている時点では電子レンジ購入済み、動作確認OKです。
今後お話しますが、電子レンジの選定はまあまあ悩みました。

100V機器
100V電源は何に使うかわからない!
旅の仕方で使いたい電気設備は変化します。

冬の旅で、車用のFFヒーターは高価で取り付けも面倒なので持ってません。
そこで家庭用ファンヒーター持ち込んでみようか!
と使ってみると便利でした。
(一酸化炭素が出るので自己責任で細心の注意を払って使いましょう)

この検討の結果から、

  • 直流12Vが使える事
  • 100Vは電子レンジが使える1200W程度が使える事
  • USB端子がある事
  • 大容量である

こんな感じになりました。

この事を踏まえて色々とポータブル電源を調べてみました。

ポータブル電源について色々と調べた事

ポータブル電源を調べると以外と種類少ないんですね(;^_^A
ですが、仕様が違っていて色々と悩みました。

  1. suaoki
  2. BLUETTI
  3. Jackery

など。

もう、だいぶ前の事なので各電源についての比較などはしませんが、悩んだ点についてお話致します。

寿命
ポータブル電源と言うか、電池には寿命があります。
繰り返し使っている間に電池が劣化し、数年経過すると「えっ!もう電池ないの?」なんて事は携帯で経験済みですよね!

電池寿命で調べて感じた事は
「充電時間は短いが短命、充電時間が長いが長寿命がある!」

なので私は寿命が長いタイプのポータブル電源が欲しいと考えました。
そう考えた理由は

管理人
管理人
例えば同じ容量で
寿命・充電時間 「350回使用3時間で充電」 「1000回使用で10時間で充電」 とカタログ値に書いていれば私は1000回を選びますね。

購入に当たり色々記事を読み、350回もあれば十分と書かれたのを見ました。
「えっ!電池は劣化するやん。使用350回目で充電量が100%から50%にいきなり落ちるなら良いけど、そうじゃ無くて早く劣化していくんでしょ!

「1000回寿命ならば電池はゆっくり劣化していくんじゃないの?」

なんて考えて、こんな単純な理由から長寿命を選択する事にしました。

次にポータブル電源の充電方法!

充電方式
前のバスコンの充電は外部電源と走行充電でした。
最近ではソーラーパネルの購入金額も安いので、ソーラーパネル接続可能なタイプも欲しい。
という事で3入力

  1. 走行充電
  2. 外部電源
  3. ソーラーパネル

この充電方法確保のポータブル電源が候補になります。
基本的に大容量のポータブル電源は上記の充電方法に対応しているようですが、念の為確認する方が無難だと思います。

その他、充電について調べると
ポータブル電源って、充電しながら出力(使う事)ができないタイプもあるのですね(;^_^A
知らなかった。

充電しながら出力する方式が「パススルー」と言うらしい。
この点もしっかり確認する方が無難ですね。

詳しく調べるともっともっと機能的な所で調べた方がよいのですが、私はこの点は知っておいた方が良いと思いピックアップしてお話させて頂きました。

購入したポータブル電源は!

色々と調べた結果

suaoki G1000 
金額販売末期だった事もあり10万円程度で購入!
AC1000W 瞬間最大2000W

私の条件にしっかりと当てはまったのがコレでした。

電池容量は1182.72Whと言われても私は「ピン!」と来ないのが現実です。
この容量で

申し訳ないですが、現在は販売されておりませんm(__)m

最近はでこれが欲しいですね!
やはり数年経過すると新しい製品が出てます。

メーカーはEcoFlow(エコフロー)

充電速度がめちゃくちゃ早いんですよ!

そして寿命は80%維持できる使用回数が800回!
多いですね1年で100回旅に出ても8年も80%容量を維持しているということ!

こちらの特徴は

格安温泉ではドライヤーが無かったりします。
妻からは小言が・・・!
このポータブル電源があればドライヤーも使えそうですし、電子レンジも問題無い。
う~ん欲しい!

では、G1000のポータブル電源を実際に使っての感想をここからお話していきましょう。

購入したポータブル電源の使用感は?

購入したsuaokiのG1000使った感想は!

冷蔵庫

エンゲルの冷蔵庫の12Vはシガーソケット。
G1000にもシガーのOUTがあるので差し込むだけで使えるのが嬉しい。

ただ、G1000は12V直流の電源を入れると冷却ファンが回り出し、そこそこ賑やか(;^_^A
起きている際は問題ないのですが、就寝時は結構聞こえます。
私は、耳栓をして寝ているので問題は無いのですが、神経質な方はちょっと問題かな?とも思えますね。

車中泊旅行中は常時冷蔵庫をONにしていますが、ほぼ電池の減りは無い感じで電池容量を示すモニターは5段階。
冷蔵庫だけでは一日で1目盛りも減少しません。
直流をそのまま使う事でムダ無く使っているのでしょう。

照明

ハイエースに現在取り付けている照明はこちら!
USBでLEDで消費電力は少なくて電池の減りなんて全くなし。
ON・OFFスイッチもあって色も暖色と白の2種類で安いのに良かったです。

電子レンジ
正直、電子レンジは使えたのですが家庭で使う様には使えませんでした( ノД`)シクシク…

ポータブル電源側を50HZに切り替え、尚且つ電子レンジの温めスピードも低くしてやって動いてくれました。
この事をするとシッカリご飯も温めてくれます。

少し面倒ですね・・・・!

車内が寒くなったり、ソーラーパネルの電圧量が小さくなってくるとエラーメッセージが頻繁にでますが、使うのには問題無かったです。

まとめ

ポータブル電源を購入してから1年以上が経過してからのレビューでお役にたてる事は少ないかもわかりません。

それに、電池は日進月歩で進化しております。
恐らく高容量の高出力のポータブル電源が出てくるでしょう。

ですが、充電できる容量が大きくなると充電時間も長くなり、気軽に電気を使ってしまうと、結局の所電気不足になります。

キャンピングカーなり、車中泊にポータブル電源を積んだとしても、使う電気は効率良く考えて使用する事は今後も同じと思いますよ。

今回はsuaoki G1000を購入しハイエースに据付けしましたが、自作という事もあり簡単に交換でき新しいポータブル電源にバージョンUPする事も可能です。

そんな事も考えるとハイエースを自作でキャンピングカー仕様・車中泊車にして良かったと思います。

何より、災害対策になり車が確保できていれば電源も確保できるので安心です。

ソーラーパネルも自作で取り付けているのでご覧ください。