
キャンピングカーを2台乗り継ぎ、2代目は1代目を教訓にハーフDIYして作っているhanahiroです。
唐突ですが、あなたは、キャンピングカーで一番使用する設備ってわかりますか?
それは、ベッド!
運転中に疲れで、睡魔に襲われた経験ありませんか?
私も歳のせいか最近すぐ睡魔に襲われます。
車さえ止める事ができれば、何時でも、どこでも、平らな場所ですぐ寝れる。
キャンピングカーの装備の中で一番に快適にしておかないといけない所かも?
因みに、私は気候の良い季節になると、家にキャンピングカーを止めていても車のベッドへお昼寝しに行きます。
そこそこ快適なので!
ベッドが快適でなければ、旅にでてキャンピングカーの中で熟睡できずに、翌日は疲れ果ててグッタリ。( ̄。 ̄)ボ~~~~ッ!
そして、疲れをしっかり取らないで運転していると、疲労で運転がおろそかに。
睡魔で、運転中に「こっくり、こっくり」してしまうと事故を起こしてしまいます。
そんな疲れを取ってくれる大切なベッド。
今回は、私がどうやってキャンピングカーの常設ベッドを、どういう感じで自作したのかを詳しく解説致します。
まずは、ベッドの大きさの基準からお話致します。
キャンピングカーのベッドを自作する大きさの基準は!
まずベッドを作るには大きさを決めないといけません。
それは、あなたの使用方法でかわります。
何人就寝するの?大人何人?子供何人?
もちろん、車の中にベッド(就寝スペース)を作ろうと思うと限りがあります。
就寝人数がわかっていても車のサイズが小さければ必要人数分確保できません。
あなたは、確保したい就寝人数に合ったベース車両を選んでいるはずですよね。
では、ベッドの大きさですが、
この大きさは、キャンピングカーとして登録(車検を通す)をする大きさです。
もし、大人二人分のベッドを確保しとうと考えると幅0.5×2=1mで十分か?
と言われると狭いですよ!
私のキャンピングカーの常設ベッドの大きさは
1.87m(1870㎜)×1.63m(1630㎜)
上記の一人分のサイズか割り出すと私の常設ベッドは大人3人分になります。
私の常設ベッドで大人2名(身長1.6m程度)と子供小学2年(身長1.3m程度)の3名でパンパンです。
登録するサイズで作製すると小さい事がわかるので、
「自分はこれくらいのサイズが欲しい!」というのが有れば、車両の内寸から希望のサイズが出来るか検討しましょう。
キャンピングカーとして登録する条件を詳しく知りたい方は⇒こちらへ
では、私が実際にキャンピングカーのベッドをどう自作していったのか?をお話します。
私は、こうして常設ベッドを作った!作製工程を紹介
では、大まかな流れから!
- 薄手のマットは板の幅より小さくする事で、端以外を持ち上げて、全体的に円みを持たせている
- 厚手のマットは板と同寸法
- スポンジマットは裏側以外を包みこむ
- 内張りをはがし基準木材を固定出来そうなボルト穴を探す
- ベッドのサイズと仕様を決定する
- 木材をカットする
- 木材を組み付ける
- ベッドマットを作製する
1.内張りをはがし基準木材を固定出来そうなボルト穴を探す
内張りをめくった状態です。
ボルト穴を拡大した写真です。
内張りをはがすとこのように固いフレームにボルト穴があるので、その穴を利用しましよう。
私の場合、登録条件も満たさなければいけなかった事もあり
まず、ベッドしっかり固定されるための基準の木材を取り付けました。
これは、
ベッドがしっかりした枠組みで作りたかったのと、
後々のキッチン等を組み付けるのにベッドからの枠組みに固定する事で
そちらもしっかり固定したかったからなのです。
このボルト穴を発見できたら次は、どういう感じでベッドをくみ上げていくのか考えて下さい。
それが、次の2のベットのサイズと仕様を決定するとなります。
2.ベッドのサイズと仕様を決定する
私の場合は、発電機を車内に置きたかった事もあり発電機の収納BOXを作り、その高さを基準としてベットのサイズ(高さ・広さ)が決まりました。
写真の右上のBOXが発電機の収納BOXで、私の場合はまず、このBOXから作製が始まりました。
発電機収納BOXのフタを開けた状態です。
左側の電装部品関係及び、電装部品の下にはエアコンの室外機が入ってます。
今回ベッド作製にあたり、ベッドの中央は簡単に取り外せるように、真ん中の木材は取れます。
なぜ?
それは子供が小さいので自転車積んだり、何か長い物を運搬できるようにしたかったのです。
そんな、こんなで私のベッドの仕様は決定したのです。
ちなみに、中央の木材の組付け方は、ダボ打ちで固定せずに位置決めだけしております。
私のベッドは床からベッドの上面まで530㎜あります。大きさは冒頭にお話したサイズです。
今更思ったのですが、横方向にベッドマットを作製していれば中央の木材は必なかったのかも・・・!
本当に今更ですが。
3.木材をカットする
木材のカットは情けないかな(´;ω;`)ウゥゥ
アドバイスできる状態では無いのです、キレイに垂直、直角が出てなかったんですよ!
でも、キャンピングカーのベッドは自作出来ちゃいました!
こんなヤツもいるので、自作したい方は気楽に取り組んでください。
可能であれば木材関係のDIYの本を購入されて取り組んで頂けると私より遥かに良い物ができると思います。
4.木材を組み付ける
こちらいもカット同様に教本を見て頂けた方がレベルが高くなると思います。
垂直に、直角が出ていれば組付けはおのずとキレイにしあがります。
ただ、私は床面との固定はユニクロワイドアングル(L字金物)を4角中2角に使用し固定しました。
この金具は1ケ100円程度ですが結構な量しようしますよ。
5.ベッドマットを作製する
今回私はマットを作製しておりません。
と言うのもコースターは購入時には8ナンバー登録されていたので、ベッドも設置済みでした。
ですが、レイアウト変更によりベッドスペースを小さくしたので、ベッドマットはカットして使用しました。
カット部を見ると、とても参考になりそうなので、写真UPします。
板⇒薄手のマット⇒厚手のマット⇒スポンジマット⇒合皮
の順で積み重ねられ、
合皮はスポンジマットより80㎜程度大きくカットしている感じです。
合皮を貼り付け、マットの裏側に生地を貼り付けタッカーでホッチキス止めして完了
まとめ
キャンピングカーのベッドを自作おおまかな流れ
いかがでしたか?まったくの素人でもなんとかベッドができちゃうんですよ!
キャンピングカーのベッドを自作してみて、以外となんとかなるよね!って感じです。
私がキャンピングカーのベッドを自作してみて感じた事は、自作は自分好みにできる!
と強く感じました。
と言うのも、私の息子は少し喘息持ちで、昔のZIL3のベッド生地は布でした。
布生地だとダニとか気になります。
ところが、今回のコースターのベッド生地は合皮です。
合皮の方がホコリを貯めこまず、子供の喘息からしたらチョット安心する事が出来ました。
この点に関してとても良かったと思ってますよ!
あと、ベッドが完成しても、絶対に家族をベッドに寝かせたまま、車を走らせるのはやめましょう!
もし、もし、事故をしてしまった場合シートベルトをしていないので危険度Maxとなります。
私の車の場合、一番後ろに常設ベッドがあります。
急ブレーキを踏んだだけでも人がベッドから滑り、前まで飛び出してくる事も考えられます。
安全を確保するために心の中にもしっかりベルトをして引き締めましょうね。