キャンピングカーのエアコンの電源はどうする?私が決めた使い方とは!

最近のキャンピングカーには、家庭用エアコンが多い頻度で取付けされています。

「へぇ~!キャンピングカーってエアコンが着いていて便利ぃ~!」
「暑い夏でも涼しく過ごせていいよね~!」


そこで、あなたは「こんなに快適ならキャンピングカー買おうかな!」と。

管理人
管理人
実は、キャンピングカーのエアコンのほとんどが、使える時間が短いのです。

その理由は、エアコンは多くの電気を必要ですが、キャンピングカーは、その電源を大量に持って運ぶのは難しいのです。


そこで、キャンピングカーでエアコンを使う為には、どのような電源がるのか?

そして、キャンピングカーを自作しているhanahiroが、なぜ、その電源を選んだのか?

を詳しくお話させて頂きます。

まずは、敵を知る為にもキャンピングカーの電源についてお話したいと思います。

キャンピングカーのエアコン電源4種類を詳しく解説!

まず、4つの電源ですが、

  • 走行充電でサブバッテリーに蓄えた電源
  • ソーラーパネルからバッテリーに蓄えた電源
  • 外部電源
  • 発電機

この4つの方法で、エアコンを動かす事が出来ます。

ここからは、個々の電源について更に詳しく説明させてもらいますね。

まずは、走行充電でサブバッテリーに蓄えた電源からです。

走行充電でサブバッテリーに蓄えた電源

走行充電とは!

車が走る事でメインバッテリーから充電器を通り、サブバッテリーに電気を蓄える方式で、車が走らないと電気は蓄えられません。

走行充電の問題として、短距離、短時間走行ではバッテリーに電気を蓄える量が少ないのです。

管理人
管理人
真夏に同じ場所で、走行も少なく二日間ゆっくりし、1日目でエアコンを使い電気を沢山使うと。

悲しい事に、二日目ではエアコンを使うことができないよぉ~!ってことも。


そして、電気を蓄える量はバッテリーの容量次第。

なので、バッテリーの蓄電容量が小さいのに、エアコンを動かすと、すぐ電気がなくなって、エアコンどころか、照明も使えなくのです。

次に、バッテリーに蓄える電気種類ですが、車と同じ電圧となります。

自動車の電圧は12V(または24V)で、100V電圧を使おうとすると、インバーター(蓄えた12V・24Vの電圧を100Vに変換する装置)が必要です。

インバーターは金額の張る部品でエアコンを動かすのに、大きな容量の製品を購入しようとすると10万円くらいかかるのでは?



写真の電気回路の結線ですが、DIYで配線しているので配線の仕方が雑ですよね・・・・!(´_`。)グスン

では次にソーラーパネルの場合を見ていきましょう!

ソーラーパネルからバッテリーに蓄えた電源

近頃は、多くの家の屋根にパネルが設置していますよね。

太陽の力をソーラーパネルで電気に置き換え、その電気を車のサブバッテリーに蓄える方法です。

ただ、太陽が出ている時にしか発電しないので、供給が不安定になりがち(-_-;)

管理人
管理人
たとえば、太陽が出てくる事が少ない梅雨の蒸し暑い時期にキャンピングカーでお泊まり!

エアコンを動かそうとした時に日照時間が少なくて:「ソーラーから電気蓄えられてないやん!エアコン使えんやん」という事になると。

「じゃ~窓開けて網戸にしよう!」雨で:「アカン、雨が強くて網戸にできん・・・( ノД`)シクシク…」

梅雨時期はダブルパンチになってしまいます。


ここで、バッテリーのお話を少し!

バッテリ―は使わなくてもほ徐々に自然放電してしまいます。
(電気が勝手に減ってしまいます)

長時間停めておくとバッテリーの充電が無くなる事になります。

そこで役に立つのがソーラーパネル!長い間停車している時でも充電してくれるので、バッテリーには優しいので、欲しい気持ちもありますが!

設置金額が高い!

私は、安定して使えない事と金額に対してのメリットが少ないと感じ設置していません。


それでは次に、3つ目の外部電源についてお話しましょう!

外部電源

外部電源とは、100Vのコンセントからキャンピングカーに電気を引き込み使用する方法です。

キャンピングカーが外部電源を使用できる場所として

  • キャンプ場の電源付きサイト
  • 家のコンセント
  • などとなります。

    勝手に、道の駅・他の車中泊なので、コンセントを見つけても使うのはダメ

    窃盗犯になってしまいます!

    外部電源取り込み用のプラグが付いているキャンピングカーは、コンセントから100V電源を取り入れエアコンを動かすことができます。


    キャンピングカーにコンセントをさしておける間は、家と同じようにエアコンを動かす事がでます。

    外部電源は意外と便利で、例えば、キャンピングカーの狭い空間を利用して

    「冬場にエアコンをつけ洗濯物を乾燥」

    真夏のキャンプ場では

    「電源付きサイトを選び、夜はクーラーの効いた涼しい車内で夜を過ごせる」

    ただ、キャンプ場でエアコンを動かすと冷たい目で見られがち!

    でも、涼しい所で、虫や、音を気にせず、ゆっくり休めて、翌日はめいっぱい元気で遊ぶ事ができちゃうのです。

    そこは、価値観という事で!


    では次に、最後の電源「発電機」についてお話しますね!

    発電機

    発電機はガソリンの供給がなくなるまでは発電し続けてくれます。

    最近のエアコンは省エネになっているので、発電機で十分エアコンを回すことができます。

    夏の暑さにもよるのかもわかりませんが、タンク4Lで6~7時間は動いてくれるのでは?

    ただ発電機は、騒音と排ガスの二つの問題を考えないと使えないです!

  • 排ガスは車の中に充満すると一酸化炭素中毒による死亡
  • 騒音は周りの方に迷惑
  • この事をしっかり対策しておかないと使えません。


    排ガスの問題で、防音装置を設置し車外に出し使用している人がおられます。

    少ない人数ですが、発電機を防音装置無しで使っている人がいます。さすがに、それはアカンやろぉ~~!

    以上、4つの電源について解説いたしましたがわかってもらえましたか?

    この4つの電源を理解した上で私が選んだ電源についてお話したいと思います。

    私がエアコンの電源にコレを選んだ理由とは!

    私は、4つの電源を理解した上で、エアコンの電源を選ぶのに、色々と考えました。

    その考えた内容は

  • サブバッテリーではエアコン電源を補えない!
  • 仮に対応可能にしても、大容量のサブバッテリーを維持しなければならない!
  • サブバッテリーにはヘタリ(充電回数の上限がある)!
  • サブバッテリー数年で使えなくなる!(寿命がある)
  • サブバッテリーは深放電をすると劣化が早い!(深放電とはバッテリーの電気を使いきる事)
  • サブバッテリーは金額が高い!(リチウムなら容量により20~100万円)
  • 発電機は20万円程度でサブバッテリー容量を大きくするより安価!
  • 発電機はガソリンがあれば、すぐ動かす事が可能である!
  • 発電機は携行缶を積めば簡単にガソリンを補充できる!
  • 発電機を動かす事で電気回路次第ではサブバッテリーに充電出来る!


  • 色々と考えた結果私が、導きだした電源は!

    外部電源と発電機

    結論としてサブバッテリーを使わない方法なんです


    私のキャンピングカーは中古のバスコンで、購入時に基本的なサブバッテリーシステムは構築されていました。

    ですが、上記理由(金額が高い)からサブバッテリー容量UPの事は最初から考えなかったのです。


    それと、もう一つの理由として、私の中古のキャンピングカーはFFヒーターが搭載されていませんでした。

    FFヒーターの代役としてもエアコンの暖房を利用しようと考えたのです。


    実は、エアコンの暖房は冷房より多くの電気を必要とするのです。

    基本的にキャンピングカーでのエアコン使用は、冷房メインで使う人が多く、電気使用量の計算も冷房換算がほとんど!

    暖房で考えた場合、もっと電気が必要となるとサブバッテリでは容量足。

    そう考えた私は、外部電源と発電機でエアコンの電源をまかなう事に決定したのです。


    よくキャンピングカー雑誌を見ると発電機はご法度!と書かれていますが、実際には高速道路ではエンジンを回して仮眠している車も多く、問題無いと私は感じています。



    それに、キャンピングカーショーでビルダーの方とお話をしていると!

    「サブバッテリーも技術が進歩しリチウム電池もありますが、まだまだエアコンを連続して何日も動かす事は無理」

    と話していました。

    やっぱり、現状ではサブバッテリーで何日もエアコンを使うのは無理なんですね。


    でも、お金を沢山もってられる方はこんなの見つけました。

    便利です!

    大容量のサブバッテリーシステムが構築されているので、車内に置くだけで2日間エアコンを使用できるそうです。

    気になる方はオンリースタイルさんにて確認してして下さい。


    では、ここからは、私がどのように発電機を使っているのか?を説明させて頂きます。

    エアコン電源の発電機!騒音・排ガス問題はどうしてるの?

    今の所、完璧には対処出来ていません。

    それは、

    発電機を車内に入れているからなんです。


    排ガス問題

    車内に入れる事で、雨の日でも外に出ずに発電機を動かす事が出来るのですが、排ガスが少し車内に漏れだしています。

    現在発電機に排ガス配管を取り付けて検証待ちの状態なんです。

    こんな感じで!

    私ももちろん死にたくないので、保険で2個の警報器を取り付けてます。

    一つは国産、もう一つは輸入品

    精度良く反応してくれるので、安心!

    私が行ったエアコンの取り付け方が気になる方は

    キャンピングカーのエアコンを自作で後付けしてみた!苦労した7日間



    私は、キャンピングカーに発電機を自作で搭載しております。

    まだまだ、改良の余地は多分にありますが、気になる方はご覧ください。

    キャンピングカー に発電機を搭載はむずかしい!今はまだ道半ば!



    車内に発電機を取り込んでる事で音は軽減されています。

    全く聞こえない!とまでは言いませんが。

    ハイエースキャブコンオーナーの方に発電機を回している音を聞いてもらうと!

    「静かやん!」と言われました。

    検証時間が昼間だったので、そう感じるのですが、夜中になるとうるさいかも?

    ただ、高速道路のP・SAでは全く問題はありません。

    まとめ

    キャンピングカーでエアコンを動かすには、サブバッテリーではまだまだ容量が足りません!

    そこで私はエアコンの電源を発電機でおぎなっています。

    ただ、発電機には対処しなければならない問題が2点あります。

    騒音・排ガスの問題!

    この2点を対処しないとキャンピングカーへの設置は難しいのです。

    騒音問題もそうですが、排ガスは死亡の可能性があるので絶対に警報器を取り付けてるようにしましょう。