アイアンを用いてハイエースの棚を自作!私なりの作り方を詳しく説明!

最近全くブログのUPをしなくなってきました!
ある程度ハイエースが完成し、少し愛情を注ぎわすれているhanahiroです。

前回UPから数か月経過してしまいました(;^_^A
車の方は順調に使えてますよ~!

レンジ・冷蔵庫・ポータブル電源を収納しているアイアンアングルの棚もしっかりガタつきません。
我ながら「安心感ばっちり!やなぁ~」と自画自賛。

なかなかこんな物作る人もいないと思いますが、もし、目に留まった方が「参考になったぁ~!」
と感じてもらえると幸いです。

ではアングルの棚について詳しくお話ししていきます。

ハイエースのアイアンの棚の作業

前回もお話したかもわかりませんが、先ずはベースとなる杉板の固定をしっかりして下さい。
この杉板がガタガタだと重量物を支える事できませんから。

この基礎部分に興味ありましたら下記をご覧ください。

では、作業を進めてまいります。

「車のタイヤハウス邪魔やわ~。なんで車内のこんな盛り上がりがあるねん!」と思いながらしっかり目隠し。

ここからの冷気侵入も多いのでフタをしてしまう方が賢明です。

では、レイアウトの説明から。
写真の部分には上段に冷蔵庫エンゲル40Lが、下段にはアイリスオーヤマの電子レンジをセットします。

アングルが立っている状況ですが、車内は上に行けば幅が狭くなる。
要は垂直じゃないって事、その点を考えてアングルの高さを調整する必要があります。

アイアンをしっかり固定する為の要点は

ポイント

アングルの固定は、杉板の内側からザグリ加工をしてワッシャを噛ましてボルトのネジ山を出してます。
アングルに穴を空け、そのネジ山にナットを締めこんでアングルを固定。

言葉だけでは意味不明?手書きですが、こんなイメージです。

車内側からアングルを固定しているのでナットを緩めると簡単に外れる仕組みです。
ですが、作るのに少し手間かかります。

後々、車検不適合や売却時に取った方が金額が高くなる等の事を考えると
この一手間はとても重要!と私は感じてますよ!

何より素人が作ると修正ばかりなので、簡単に取り外せる事は大きなメリットになります。

レンジ・冷蔵庫・ポータブル電源の収納レイアウト

先ずは、仮置きで冷蔵庫・ポータブル電源を置いてみました。

ん~!納得いかん。
この置き方すると冷蔵庫が上開きで何も置けない、何より助手席に近づいてダイニング?
食事するスペースが狭すぎて車内での生活が動きにくい!

なので、タイヤハウスの上に持ち上げる事にしたのです。
で、こんな感じに。

写真の手前側はポータブル電源の収納場所。

奥の棚の上が、冷蔵庫、下がレンジ。手前の棚の中央にはポータブル電源が乗るようにしました。
このレイアウトもとても悩みました(;^_^A
冷蔵庫は上開きなので一番上にもってくる必要があります。

電子レンジを使う時はおそらく長期キャラバンで車内が荷物でごっちゃになっているはず!

それにフタを開閉しなければならない。
そう考えると手前に置いて「扱いやすい所がいいっかぁ~!」と冷蔵庫の下にセット。

みたいな感じです。

ポイント

今後ベッドも作っていきますが、全体イメージはしっかり持っておく事!
自分のキャラバン中の行動パターンや使い方をしっかり理解する事が大事

これがデキていればよいかと。
キャンピングカーショーなどで、見た目だけでは無く少し乗って、触って高さや使い方をイメージし準備しておきましょう。

ポータブル電源も頻繁に使うアイテムですが、キャラバン中は冷蔵庫は常時ON状態で、おのずとポータブル電源も同様にON状態!
なら一度ONにすると頻繁に操作しないなぁ!

こんな考え方から、このレイアウトに落ち着きました。

ハイエースの棚の作り込み

重量物が乗る棚として使うアングルをカットして組んでみました。

アングルで枠組みすると中央が抜けてしまうので、中に板を入れて使える事を確認。

取り合えず運転席に近い方の棚が出来たので、現物合わせで冷蔵庫とレンジを入れてみると!
「イイ感じやん!」

納得できたので寸法を測って高さを決定。

この棚は、冷蔵庫とレンジを2段収納でスペースが一番高くなる所。
なので、ここが棚高さの基準となります。
私の場合、後々の下段ベッドの幅が、この高さで決まっていきます。

そして、この上に2段の就寝スペースを作るのですが、大人が座ると頭が当たりしんどい事が判明。
ですが、高さの変更が出来ないので諦めて作り込んでいきます。

冷蔵庫のフタを開いてみよう!
冷蔵庫を乗っけて・・・「ガンっ!やっぱり・・・!(-_-;)」

微妙やぁ~!と思っていたのですが、悪い方に出ました。

棚に冷蔵庫を設置した状態で冷蔵庫のフタがボディーに当たり開きません(´;ω;`)ウッ…
冷蔵庫のフタの開閉向きの変更が必要に・・・!

結局、冷蔵庫の丁番の取り付け位置を変更して対応する事になりました。

こんな感じで開閉方向変更完了。

思ったより手こずりました。

息子にもちょっとだけ手伝ってもらい完成に近づいていきます。

それと、ポータブル電源の置き方も考えました。
見栄えは悪いのですが横向き

それは、冷蔵庫の12Vコードとソーラーパネルのコネクターをポータブル電源に差し込むと予想以上に出っ張る。
「もし、足や荷物で引っかけると折れるなぁ!」

壊れると金額が張るので無難な方向で設置決定!

ここまで来るのにめっちゃ悩んだんですよ!

ハイエースに棚を作って重量物の固定方法を検討

棚が大方できた所で重量物の固定方法を確認していきます。

棚は作ったものの、走行中やブレーキングで重量物がコケたり落ちたりすると大変!
結構お値段の張るのが多いので「落下=故障=買い替え!」

それもありますが、人に飛んでくると考えると怖いです。
なので固定は入念に確認する事が重要。

ポータブル電源と電子レンジは同じ固定方法を取りました。


固定完了写真がコレです。

板に穴を明け、寸切りボルトをカットしてダブルナットとフラットバー(鉄の細長い鉄板)そして傷が付かない様にゴム板を当てて固定です。

寸切ボルトもフラットバーも金額や安いのでDIYするのには良いです^^

ダブルナットで行うと長さが調整できるので楽です。

同じナットを二つ(下のナットから下からの上へ向かう力と上のナットで上から下へ向かう力)でネジ山のどの位置でもナットを固定する方法が便利です。

イメージが伝わると嬉しいのですが(;^_^A

棚作っている途中で「そや!配線の取り回し忘れてる。
棚の位置が決まったので基礎板を外して配線の取り回し。

外部電源は、こんな感じで取り付け、キャンプ場ではポータブル電源への充電と夏場は移動式クーラーを設置してこちらから電気を取るつもりです。

さて、ポータブル電源と電子レンジの固定の続きです。

フラットバーで直で固定すると傷が付きそうなのでゴム板を間に噛ませます。
ポータブル電源は二列で固定。

電子レンジは一列で固定。

次に冷蔵庫の固定です。
冷蔵庫の裏側には免振ゴムが取り付けされてました。
そのゴムを外すとネジ山が出てきます。

こちらが冷蔵庫を裏に向けた写真ですが、右側の上に黒い丸い部品がありますが、それを取るとネジ山発見。
写真では3つ外した状態です。

板に穴を開けボルトを入れて固定する感じです。

もちろん板とアングルの固定は前提条件ですけどね。

大方出来た写真がコレです。

アングルの連結はボルトとナットで固定。
溶接でした方が早いのですが、溶接機の購入と溶接技術が無いので諦めました。
ボルト・ナットの取り付けは穴明けが多くめっちゃ時間かかりました!

まとめ

色々と考えとても苦労しました。
検討段階で、アイアンの接合をボルトとナットで固定すると
車の振動で緩んでくるのかな?
と予測していたのですが、全くありません。

自作での油断は大敵!
そう考えるとある程度のスパンで増し締め等して安全対策は行った方がよいです。

今回、ハイエースのアイアンの棚の費用はざっくりの計算で申し訳ありませんが1万円程度かな?
アイアンを10本程度1本500円くらいだったと思います。

それと重量物を乗せる為の板が結構高くて。

あと、ボルト・ナットを購入するのに500円から1000円程度?と思います。

本当はサビ止めを兼ねてアイアンの塗装もするつもりでしたが、現在はそのまま。
バラす機会がありましたら塗装を行ってみようと思います。