
カタログ見ていると、キャンピングカーの内装はオシャレだよね!
関節照明やテレビ、電子レンジまで着いてて豪華ぁ~!
でもね!キャンピングカーの電気がどうなっているのか良くわからないんだよ~
じゃ~今回は、キャンピングカーの電気は複雑だから、まず基本の部分を説明するね。
家の電気は電力会社から送られた1つの電気を使っています。
キャンピングカーは、家の電気と車の電気の2種類を車内で使えるようにしているんですよ!
そこで、今回はキャンピングカーの電気回路を移設したhanahiroがキャンピングカーの電気の基本的部分を説明したいと思います。
キャンピングカーに興味があれば知っていればお役立ち!
まずは、キャンピングカーで使われるこの2つの電気について詳しくお話して行きましょう!
キャンピングカーで使われている電気とは!
キャンピングカーで使われている電気は、乗用車で使われている電気と家で使われている電気、両方とも使われています。
その2種類の電気とは
直流12v(24V)「車の電気」・・DC12V「でぃーしぃーじゅうにボルト」
ここからは、この2種類の電気について詳しくお話して行きましょう!
直流(DC)と交流(AC)とは
ノートに手書きで書いてみました(;^_^A
写真の左側が直流、右側が交流となります。
それぞれについて詳しく説明すると、
が変化せず流れる。
直流の代表的な物が電池:
電池は(+)(-)の方向性があり、常に一方通行で流れて変化しません。
逆に取付すると使えませんね。
では次は交流です。
同じリズムで交互に向きを変えながら流れる電気なのです。
交流は、家庭で使われている電気で、コンセントの差込口は二つの穴があり、どの方向に差してもOK!
直流のように方向性がないからなんですよ。
直流と交流の違いは写真のような流れ方で
- 直流は一直線
- 交流は山・谷と波形を繰り返し流れる
直流と交流の違いを解ってもらえましたか?
直流と交流の違いは何となく解ったけど、キャンピングカーの中でそれぞれがどう使われているの?
直流と交流の違いを説明したところで、次はキャンピングカーの中でそれぞれがどう使われているのか説明してみたいと思います!
キャンピングカーの電気!直流(DC)と交流(AC)の役割分担は?
先に結論からお話しましょう!
つまり、キャンピングカーで家庭用電化製品を使わないのであれば交流(AC)の電気は不要なんですね。
交流についてはこれだけです。
では直流はどう使われているのでしょうか?
ここからバッテリーの話も含めて更に直流の話をしていきますね。
- 貯め込み保管
- 車を始動させる
- 直流電気機器に使う
ここからはもう少し踏み込んで具体的に説明したいと思います。
エンジンが動くとオルタネーター(電気を発生させる装置)が回転し直流電気を発生させるのです!
そして、発生した直流電気は
- バッテリーに貯め込み保管
- キーを回すと保管した電気がセルモーターを動かす
- モーターが動いてエンジンを始動させる!
このエンジンを始動させるのに電気を貯めているのがメインバッテリーなんです。
もちろんキャンピングカーも車なので同じ使い方をしています。
実は、直流はもう一つの使い方があります。
それは、車内で快適に過ごすのに使う電源なんですよ。
そのために直流を貯め込んでいる所がサブバッテリー!
ここからもう少し踏み込んでサブバッテリーについてお話しましょう。
サブバッテリーの電気を使う所はどこなのでしょうか?
- 直流機器の電源(照明・FFヒーター・直流冷蔵庫)
- 交流機器を使う電源(エアコン・テレビ等)
この二つでサブバッテリーの直流電気が使われるんですよ。
えっ、交流機器を使う電源!
どうして、直流の電気が交流機器の電源に使われるの?
そうだよね!そう思うよね!
直流DC→交流AC
に変換して使えるのです。
メインもサブバッテリーも電池と同じで容量が決まっています。
うっかり消し忘れたり、長時間使っているとなくなってしまうんですよ。
メインを使いきってしまうと車が動かない!
でもサブがなくなっても車は動いてくれます。
つまり、メインとサブを分ける事で車としての機能を確保しながら、安心して電気を使えるようにしたんですね^^
こういう理由からキャンピングカーにはサブバッテリーが必要なのですよ^^
直流と交流、そしてメインとサブバッテリーの違いを理解してもらえましたか?
次は、電気の流れる勢いを表す電圧についてお話したいと思います。
キャンピングカーの電気の電圧って何?
流れる電気の力を表すのが電圧であり「V・ボルト」と言います。
では、キャンピングカーの電圧はどれくらいなのでしょうか?
それは基本12Vで車両が大きくなると24Vとなります。
キャンピングカーの大きさとして
- 軽のキャンピングカー
- バンコン(バンコンバージョン:ハイエース等)
- キャブコン(キャブコンバージョン:トラックベース)
- バスコン(バスコンバージョン:マイクロバスベース)
4つありますが、軽とバンコンは乗用車と同じ12Vなのです。
ですがキャブコンからはベースのトラックの大きさにより12Vや24V!
この電圧の違いは、エンジンが大きくなると最初に始動させるセルモーター「キュルル~~と動くモーター」も大きくなモーターを動かすのに大きな電力が必要となり12v→24vとなるのです。
直流の電圧の違いで何がかわるの?
キャンピングカーの電圧が上がるとバッテリーの個数が変わります。
それと、直流で使える電気部品。
まずはバッテリーからお話しますね。
電圧の違いでバッテリーの個数が変わる!
乗用車からキャブコンまでほとんどが12vですよね!
車のバッテリーは12v仕様ばかりです。
12vを発生させる車であれば12vバッテリーを1つ使うのですが、24vとなると。
このように12vを二つ並列につなげて充電となります。
サブバッテリーも同じで車からサブバッテリーへ供給し充電する場合は、車と同じ電圧が流れるのでサブバッテリーも2つ必要となります。
(24v仕様があれば別ですよ)
写真右側の黒い2つがサブバッテリー12vが二つなんですよ。
直流の電圧の違いで使える電気部品が変わる!
オートバックスなどの自動車部品で売っている電気部品はほぼ12v仕様です。
電気部品の中では12v・24v共に使える物もありますが、12v専用の電気部品だとすると24v車では使えなくなります
こんな点でも意識が必要です。
まとめ
今回はキャンピングカーの電気の基本的な部分についてお話いたしました。
キャンピングカーで使われている電気は2種類!
- 直流DC(車で使われている電気)
- 交流AC(家庭で使われている電気)
でしたね。
それぞれの電気の使われ方を見ると。
直流の電気は
- 車を動かして作り出される電気
- 車に貯め込むことができる電気
- 交流に変換して使える電気
交流の電気は
キャンピングカー内で家庭用電化製品を使う電気
とそれぞれ役目を持ってキャンピングカー内で使われています。
直流電気の貯め込む場所は
- メインバッテリー(車を動かすのに使う)
- サブバッテリー(車内で快適に過ごすのに使う)
と別れてます。
メインとサブが分かれているのは、電気を使い過ぎても車として使えるようにするためでした。
車の直流電気は12v・24vと車体が大きくなると電圧が大きくなります。
それは、エンジンが大きくなるとセルモーターを動かすのに大きな電気が必要で電圧が大きくなってきます。
そして電圧が変わる事で
- 直流電気製品が変わる
- バッテリー個数がかわる
キャンピングカーの電気は車と家の電気を上手く取り入れ構成されています。
普段、家庭で使える電気は途切れなく、不足することがないので、次から次へと湧き出しているかに思えてしまいす。
ところが、キャンピングカーでは使える電気の量が決まって不自由を感じてしまいますよね。
そこで感じることは「電気は常に有る物じゃないんだ!」
私はキャンピングカーを乗り電気の有難さを実感できました。
そしてキャンピングカーで電気の基本を少し知ると役にも立ちます。
最近では災害も多く電気が通わないこともしばしばあります。
電気の基本を知っているとこういう災害にも役に立ちますし、キャンピングカーの電気構成ができていれば災害の際に使えますよ^^
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
これからも感動する記事!
読んで、感じて、読んで行動してもらえる記事となることを目指していきます。