キャンピングカーのバスコンの魅力は?自作であなた好みにカスタマイズ!

あなたは、バスコンに興味が湧いても需要が少ない車種なので情報を集められないのでは?

私も購入前に、なかなか情報を集められなかったのです( ノД`)シクシク…


それは、バスコンはキャンピングカーの中でも大きいタイプの車で敬遠されがち!

その上、新車購入金額が高く、駐車場の確保も難しく、敷居が高いと感じ、それが要因となりオーナーも少ない!

そこで、バスコンの魅力や、自作話など、バスコンに恋い焦がれて、288万円で中古車を購入し、自作しながら使っているhanahiroが、

  • 普通免許でバスコンを運転できるのか?
  • 魅力・欠点
  • どんな改造をしているのか?
  • 私の情けない改造レベル
  • 改造して乗った感想

など、経験談を含め幅広い観点でお話したいと思います。

後半には自作した内装の動画を貼り付けました。

お時間あればご覧ください。


まずは、バスコンに興味が有っても運転できなければ魅力半減ですよね!

という事で、バスコンを運転するのに必要な免許証についてお話していきましょう!

キャンピングカーのバスコンを運転する為の免許は?

「平成29年3月12日以前に普通自動車免許証を取得していればキャンピングカーは運転できます。」

その日以降に免許証を取得した人はバスコンを運転できないのです。

「なんで???」

法改正により、免許証の区分で、「準中型」が設定されバスコンがこの準中型に該当するのです。

なので、準中型の免許取得が必要となってしまいました。

ですが、現時点では、ほとんどの方が普通免許で運転できるのでご安心を!


次に私がバスコンに恋い焦がれた理由を含め、バスコンの魅力と欠点についてお話したいと思います。

キャンピングカーバスコンの魅力と欠点は?

魅力欠点
エンジン出力が大きいガラスが多く断熱が弱い
走行が安定している(高速走行・カーブ・ブレーキ)車体が大きく駐車場が困る
改造(自作)がしやすい排気量が大きいので税金が高い
駐車料金が高くなる事がある

ここからは、先に挙げた「魅力・欠点」それぞれの項目について具体的に解説したいと思います。

キャンピングカーをバスコンにした時の魅力

私が感じているバスコンの魅力は4つです。

ここからはぞれぞれについて細かく、実体験を入れながらお話しますね。

キャンピングカーのバスコンはエンジン出力が大きい

バスコン→バスコンバージョン!

ほぼマイクロバスをベースとしてキャンピングカーにしています。

そもそもバスは、大勢を乗せて走る車であり、定員乗車いっぱいでも余裕のあるエンジンが積み込まれています。

これは、重たいキャンピングカーを走らせるのにもとても有効なんですよね^^


バスコンと・キャブコンで少し説明しましょう!

バスコンは:
ほぼ外装を触らない=積載能力に余裕があり、エンジン出力にも余裕が出る

キャブコンは:
トラックにシェル(仮装部分)を乗せているので積載量の圧迫=過積載に近いので常にエンジン出力に対しギリギリ

管理人
管理人
キャブコンは!
キャンピングカーとして完成した時点で、車の設定値に対して上限に近い重量になっており、走らせると無理している感じがします。

キャンピングカーのバスコンは走行が安定している

バスコンはキャブコンより走行が安定しているのです。

その理由は、先ほどお話した、外装の事と直結するのですよ!

キャブコンは背の高いシェル(仮装部分)を後乗せしているので、

  • 車高が高い!
  • 車重が重い!

この2つの事柄が影響する事で、キャブコンは3つの弱点が出てきます。

それは、

  • 風に弱く
  • ブレーキの利きが悪く
  • カーブでは怖い

なんです。

ですが、バスコンの走行性能は、このキャブコンでの弱点が少ないんですよ!


つまり仮装していない事で車に対する負担が少ないのです。

という事は、重量に余裕のあるバスコンは、自動車メーカーが設定した能力を発揮できる事になり、風の影響・ブレーキ・カーブでのコーナリングなど、走行性能で安定します。


これは、バンコン(ハイエース・キャラバンの、ほぼ外装加工無しのキャンピングカー)でも同じです。

キャンピングカーのバスコンは自作がしやすい!

マイクロバスは、車内を自作するのに他のバージョンより簡単なんですよ。

それは、

  • 平坦な床面積の多さ
  • 起伏の少ない天井
  • 立てる室内高

この3つの条件があり、個人でも比較的作業がしやすいと私は考えます。


後半には、恥ずかしいですが、私が行っている自作の一例を出したいと思います。

キャンピングカーをバスコンにした時の欠点は?

バスコンの欠点を上げると、魅力より多いのでちょっと残念ですが(´;ω;`)ウゥゥ正直にお話しましょう。

では、バスコンの欠点に対して、これから詳しく掘下げてみます。

キャンピングカーをバスコンするとガラスが多く断熱が弱い

バスコンは大勢の人を乗せる設定の車であり、乗客が外を見れるようにする為にガラスが多くなっています。

マイクロバスとしては、ガラスが多いのは良いのですが、バスコンとなるとメリットが無い!

ガラス面が多くなる事で

  • 外気の影響をすぐ受ける(温度上昇・下降が早く大きい)
  • 結露が発生してしまう

家と全く同じと言うか、ガラス面積が大きいバスコンは、家以上に影響が大きいのです。

そこで、必要となるのが、サンシェード・カーテンとなります。

でも、なかなか完璧にはなりませんね。

この事で、キャブコンよりバスコンの方が夏暑くて・冬は寒いと感じてしまいます。


結露はやはり冬に多いです!

温めた室内に対し、外気が冷たいと結露が発生します。

サンシェードでしっかり外気、内気を仕切りしたら、少なくなるでしょう!

でも、カーテンだけとなると効果は少なくなってしまうんです。

キャンピングカーのバスコンは駐車場が困る!

私のバスコンは標準サイズで6.25mですが、ロングとなるとほぼ7m。

基本的な駐車場となると、長さが5m程度。

なので、旅先でスーパーに買い出しに行っても駐車場は2台分確保させて頂いています。

これはどうしようもない事実!


それと、困るのが都会です。

私は、キャン旅行で静岡・金沢駅前に行ったりしますが、やはり電車活用します。

道の駅や広い駐車場を事前に見つけて、歩いて駅へ!

そして目的地へ向かうのです。


「へぇ~!面倒なんだね!」

そう面倒です!でも、面倒でも歩く事、公共機関に乗る事で良い事も沢山あるのですよ^^

それは、

  • 観光地ではない、その土地の風土に触れれる!
  • 公共機関(電車・バス)を利用する事で、新し発見がある!
  • 私の小学生の息子は、公共機関を利用する事で「旅育」が出来る!

そんな色々な経験をさせてくれたのがバスコン!

キャブコンだったら、しなかったかもわかりません。

キャンピングカーをバスコンにすると税金が高い!

キャンピングカーの自動車税は排気量により金額が上がります。

バンコン・キャブコンは、ほぼ3000㏄程度なのですが、バスコンは4006CC。

これにより2ランク税金が上がるのです。

細かくは書きませんが、

  • 3000cc:46600
  • 4006㏄:61200円

年間14600円も高いのです。

キャンピングカーをバスコンにすると駐車料金が高くなる事がある!

「高くなる事がある!」

とあえて書きました、それは確実に駐車料金が高い訳ではないですからなんです。

テーマパークは、バスコンにする事で駐車料金は高くなりますが、キャブコンも同金額を要求される事もあるのです。

もし、バスコンで駐車料金が高い場合でも、それに見合った特典があったりするんですよ^^

なんだとおもいますか?

それは、入り口ゲート近くの駐車場を提供される事が多いんですよ。

管理人
管理人
バスコンも大型バスと同じ場所を駐車場とされます。

大型バスは大人数を即座に乗降させたいので、駐車場を出入り口ゲートに設置している事が多いのです。

その結果同じ所に停めたバスコンもゲート付近になってしまいます。

ただ、あまりにも高額な駐車場であった場合は、駐車場所を変更する事もありますけどね^^;

ここまで、バスコンの魅力・欠点を詳しくお話いたしましたが、お分かりいただけましたか?

では、ここからはキャンピングカーをバスコンにする為に私が行っている自作についてお話したいと思います。

私が行っているバスコンの自作

最初にもお話しましたが、私のバスコンは中古288万円です。

実際に中古の現車内装を見て感じた事は

  1. ベッド展開できるサードシートが大きくてキッチンとの間隔が狭く、通路(動線)が確保できていない。
  2. キッチンが小さくて使いにくい!
  3. 冷蔵庫ついてないなぁ~!
  4. FFヒーターが設置されていないので、冬どうする?
  5. 夏はエアコン欲しいし!エアコン取付は?エアコン電源どうする?



そして自作内容を考えた結果

  1. サードシートの撤去によるキッチンとシート間の通路確保
  2. キッチンの変更
  3. キッチン下にある電装部品の移動
  4. 発電機BOXの設置
  5. テーブルの変更
  6. サードシート撤去後の食事の為の椅子作製
  7. 棚作製
  8. エアコン設置

大きくは8項目となっています。

そして、自作する事で変化した内容はこれ!

電気関係から棚等も含め、内装全てを変更した感じなんです。


もしかしてあなたは、「へぇ~~!色んな事やってるんだね!でも、面倒だから他でやってもらえばいいのに!」

そう感じていませんか?実際私もそうしたかったんですよ。

それでも、なぜ、自作をしようと感じたのか?と言うと。

それは、

  • お金の問題
  • 自分のこだわり

この事で、自作への道へ進んで行ったのです。

お金の問題

内装を他にお願いすると、高価になるのでは?

もちろん、内装だけを引き受けてくれる業者を知らないので見積もりもかけていません。

管理人
管理人
安いバスコンを購入しても、内装レイアウトで数百万もかかってしまったら意味ないよね。

そのお金が浮いたら、色ん所へ旅に行ける。

発電機持っているし、エアコンと冷蔵庫買うのは少しお金いるけど、自分でしてみよう!

こんな安易な考えから自作を決心したのです。

自分のこだわり

自作を決心するのに、もう一つのこだわりがありました。

それは、何でも経験です。

「自作する事で他人に迷惑かけないよね!」

時間はかかるかもわからないけど何とかなるやろ!」

事実、この自作をする事で色々な知識を頭の中に入れる事が出来ました。

何より、やってみたら何とかなる!でしたね。


これを見たあなたは

「へぇ~~スゴイ事やってるね!」

「こんな自作は私にはできないよ!」と感じていませんか?

私は全くの素人なんですよ(;^_^A

スゴイ事をしてそうな感じですが、その自作レベルはどうなんでしょか?

バスコンの自作に興味があるあなたなら気になる所でしょう!

という事で、情けない私の自作レベルを少しですが紹介いたします。

キャンピングカーのバスコンを素人が自作してみたレベルとは!

何度も言いますが、私は素人です。

日曜大工もほとんどした事がないので、その事を念頭に置いてみて頂きたいのです。

常設ベットのベース

マットを置くと

キッチン未だに未完成(;^_^A

収納棚こちらも未だに未完成(;^_^A

日曜大工を頻繁にされている方が、この写真を見て「レベル低ぅ~~!」と思われるかも!

でも、やってみる事で形になってくる事は確かなんですよ。

そして、少しずつレベルが上がってくるのです。

キャンピングカーのバスコンを自作して乗ってみた感想は!

自作して乗ってみた感想は!

失敗の連続ですね^^

  • 運転していると、天井が落ちてきたり
  • 運転中に「バキッ!」と音がしたり
  • 「カタカタ」と何か揺れてるぞ

最初の段階では、こんな事が頻繁でした。

この失敗の連続が、連続ではなくなり、少しずつ出来上がってくる。

大きなプラモデルかな!って感じです。

今まで、車を7台近く乗り換え、キャンピングカーとしては2台目!

現在所有しているバスコンは、今までの車の中で一番想い出深い車になっていますし、一番手が込んでいます。


私には息子がいます。

その息子からしたら「キャンピングカーを作る事ができるお父さん!」として、他のお父さんよりは背中が大きく映っているのかな?

と私は思っていますよ^^

ただ、自作する事で失敗は笑って済ませれる程度の失敗でないといけません。


私は車内に発電機を入れ、電気関係も自分で移設しました。

ここから考えられる、後で起こる不安要素は

  • 発電機から出る一酸化炭素中毒
  • 電気移設不具合による発火

と考え

車内には、一酸化炭素警報器を2個設置、消化器も入れています。

つまり、自作はある程度悪い条件を予測をしながら行動する事が大事なんです。

この事を一番に考え自作していけば、自分が一番大切と思える、世界にたった一台しかないキャンピングカーになるとおもいますよ^^

まとめ

バスコンの運転は「平成29年3月12日以前」に免許取得していれば運転出来る。

バスコンには魅力も多いが欠点もおおい。

エンジン出力が大きく・走行レベルも高いが・税金や駐車場が高くなる。

ガラスが多く断熱が弱い為、この対策をしっかりする事が大事です。

バスコンの自作は他車よりもしやすい。

自作は加工レベルが低くても、なんとかなるので失敗を繰り返す事でレベルがあがる。

ただ、自作する為に事前悪い条件を予測をしながら行う事が大切。

特に命に係わる事はしっかり安全対策を検討した上で行う事が大事です。


バスコンについて私なりに色々と書かせて頂きました。

バスコンを所有してバスコンのデメリットも経験していますが、自分では納得していますよ。

そして、私の経験上、キャブコンよりバスコンの方が安全面が高いと感じているからなんです。


バスコンの駐車所の問題はいつも頭を悩ませますが、結果として歩き、電車、バスに乗る事で今まで知らなかった事、体験も出来た事も事実なんです!

今では、バス・電車を使う方が楽しいと考える程になりました。

それは、普段、電車・バスに乗る生活をしていない息子にとって、キャンピングカーで出かける事で幅広い「旅育」が出来ていると感じています。

そして、電車で行くと観光案内所で教えてもらい、地図を見て目的地へ向かい、道に迷えば聞いたり、確認して目的地へむかう。

目的地では、新しい感動・体験ができるのです。

便利な事は大切ですが、不便であるが為に得られる事も多いと感じています。


最後まで読んで頂いてありがとうございます。

あなたにとって、この記事が「感動」する記事になってもらいたい!

何かを「感じてもらい」そして「行動」考える・調べるキッカケの記事であれば幸いです。