キャンピングカーのエアコンを自作で後付けしてみた!苦労した7日間


「キャンピングカーを買ったけどエアコンを後取り付けたいな~!」
「キャンピングカーにエアコンの後付けはできるの?」
「キャンピングカーに後からエアコン付けたいけど幾らかかるの??」

キャンピングカーにエアコンを後付けしようと考えると、わからない事だらけ!

「家のエアコンなら電気屋さんに頼めるのになぁ~」

「キャンピングカーにエアコンを後付けはどうしたらいいんやろ?」

そんな悩みに答えるべっく、2年前に、キャンピングカーのエアコンを自作で後付けしたhanahiroが色々とお話させて頂きます。

「ちなみに、自作で後付けしたエアコンですが、現在の所、問題もなく動いてくれてますよぉ~。」

では、まずはキャンピングカーのエアコンを後付けするための費用についてお話いたします。

キャンピングカーのエアコンを後付けする費用は幾ら?

まず、キャンピングカーを購入した所でお願いすると

エアコン本体取り付けで税込み(8%)17万円程度

もし、ハイエースの下に室外機を横向きで設置となると

室外機の改造なども含まれるので30万を超える感じです。

「高いですね~~」

もし、私のようにキャンピングカーのエアコンを自作で後付けすると!

エアコン本体 45000円
配線、配管 3000円
室外機固定ブラケット 5000円
真空ポンプレンタル 2500円

総額 55000円くらいですね!



自作すると、とても安くなります。

自作した場合のメリットはお安い!のは明白

そこで、自作した場合のデメリットについても説明致します。

  • 動かなくなっても誰にも文句を言えない保証がない!
  • エアコン本体も自分で付けているので同じく保証使えない
  • 後付けするのに時間がかかる
  • 取り付けするのに知識が必要
  • 出来上がりの見栄えが悪い

  • 自作は、あなたの心と会話してもらい、お金と知識を得るのに苦労するのか?

    確実で、楽な方を選ぶのか考えてから行ってみて下さい。

    では、次はキャンピングカーのエアコンを自作で後付けした方法についてお話いたします。

    私がキャンピングカーのエアコンを後付けする為の準備

    私のキャンピングカーへのエアコン取り付けは全部一人で行いました。

    取り付けベース車はトヨタ コースター 中古車

    私のコースターは運搬が主なビッグバンです!

    購入してビックリしたのですが、なんと後ろはフレームに木板が張ってあるだけ!

    「最初はマジかよぉ~!」

    と思いましたが、さまざまな物を作るのには好都合だったんですよ。

    youtubeでお勉強!

    キャンピングカーのエアコンを自作で後付けする準備として、youtubeでエアコンの取り付けを勉強してください。

    探せば簡単に出てきます。

    私は、その動画を見て

    「これなら、私でも出来る」と感じたのでエアコンの後付けを「自作で行おう!」と決意しました。

    ですが、あなたが見て「アカン!難しい」と思ったのならやめておきましょう。

    キャンピングカーにエアコンを自作で後付けする事に決めたのであれば、次はエアコンの選定です。

    エアコンの室外機の選定!

    私の場合は、車に穴を開け、ベースを作製して室外機を固定するつもりだったので室外機の大きさを検討と把握。

    実際には、この反対側をカットしました。

    なんとか、固定用のフレームを入れても入ってくれそうだったのが

    シャープのプラズマクラスター6畳用の室外機

    この室外機が一番小さかったので、これに決定!

    キャンピングカーに取り付ける家庭用のエアコンを購入

    エアコン本体は設置工事なしでは、大手電機屋さんは売ってくれません。

    その理由は

    個人取り付けの場合エアコン本体の保証ができないからだそです。



    そこで、便利なのがネット注文

    私はエアコン本体を45000円で購入。
    これなら何の問題もありません。

    工事依頼しなければ良いだけですから。

    材料の調達

    近くのホームセンターに行きましょう。

  • エアコン配管の購入
  • 配管の長さは数種類あります。

  • VVF線の購入
  • この線はエアコン本体と室外機の電気を結ぶ線です。

    エアコンを購入すると設置説明書があります。
    その説明書にVVF線の太さの指定や、被覆をむく量なども記載されているので、購入前に読んでおいて下さい。

    写真は巻かれている物ですが、ホームセンターでは量り売りしてくれるので必要な長さで購入して下さい。

    次は、いよいよ7日間かけて自作したエアコンの後付け方法をお話致します。

    エアコン本体の取り付け

    準備が完了したいよいよ設置期間7日を要した工事です。

    落ち着いて、ケガ無く、困ったらしっかりと設置説明書を読み作業しましょう。

    エアコン本体取り付け

    これは取り付け完了時の写真ですが、エアコンの上の内張りを外します。

    エアコンをどう固定しよう??と考えた結果。

    下から上に向けた写真

    扉を開けて見た写真

    チョット横からの写真

    引っかける事が出来る上部な所があったので、そこに引っかける感じで木材をカットし固定

    イメージは

    手は忘れてね。

    その四角いのがエアコンとイメージしてください。

    こんな感じの物を左右・中央と3つ造り板を張りました。

    その、板を張り付けた所にエアコンに付属されているアルミボードをボルト固定

    ここまで来るとエアコンを取り付けてみたいのですがガマンです。

    本体はそのまま取り付けずに置いておきましょう!

    室外機取り付け

    まずは完成写真から!


    車の前から後ろへ向けての写真


    車の右下からの写真


    車の左下から右上に向けての写真


    後ろから前に向けての写真

    まずは、室外機を入れる為にカットするのです

    車の下からドリルで四角の角4点にドリルで穴明け。

    ジグソーで四角4の角4点の穴を利用しジグソーでカットします。/span>

    フレーム材をカットし室外機を乗せる所を作ります。

    写真の材料で行うと少々寸法がおかしくても調整が出来るので楽です。

    この作業は結構しんどかったです!

    車の中に入ったり、車の下に潜り込んだり!

    フレーム材のカットと室外機台の作製で2日はかかったのかな?

    手は擦り傷だらけでした( ノД`)シクシク…


    台が出来たら室外機を仮止めしておいておきましょう!

    キャンピングカーにエアコンを後付け配管・配線

    最後に配線配管を行う理由は

    エアコンの取り付けには真空ポンプが必要なのです。

    「えっ!」

    「そんなん持ってないし、買うと高いんちゃうのん?」

    と言われそうですが、なんと!

    YAHOOオークションでレンタル出来ます。

    この道具はセットでレンタル3日間で2500円程度でした。

    そうなんです!3日間の区切りがあるので最後の完成段階まで持って行ってからレンタルしないと使わずに返却

    もしくは延滞料金が発生しゃうんですよ!

    つまり、設置は完璧!あとは配管だけ!この状態まで行ったら落ち着いて配管作業ができるので、レンタルです。

    レンタルの内容は!

  • 真空ポンプ・・・配管を真空にするのに必要
  • トルクレンチ・・・配管の固定時に指定圧力で固定
  • フレア作製工具・・・銅管どうしがしっかり密着するための継ぎ口を作る
  • 配管工事説明書・・・真空ポンプの使い方。トルクレンチ・フレア作製の手順が書かれてます。


  • おおかた、このセットになっていますが、フレア加工道具は別料金などあるのでYAHOOオークションで中身を詳しく確認しておきましょうね。

    私はフレア作るのを失敗しそうな感じに思えたので配管が長くても、そのまま取りまわして付けました。

    配管工事はエアコンの設置手順と配管工事説明書を何度も、何度も読んで手順を粗方頭にいれるか、読みながら都度作業してください

    もし、適当に作業するとエアコン配管内の冷却媒体が抜けてエアコンが使えなくなる!

    真空ポンプの故障!そして保証(修理費支払い)。

    もしくは新品のエアコンに冷却媒体の充填をお願いしなければならなくなります。

    配管工事が終われば一度動かしてみましょう!

    恐らく、エアコンを後付けしてやろう!

    と考えているあなたは、エアコンを動かす電源を持っているはず。

    そこで動いてくれたら!

    手に拳をつくり!

    「よっしゃ~~~」と叫びましょう^^

    もし、エアコンの電源で検討されている段階であればご覧ください!⇒エアコンの電源はどうする?私が決めた使い方

    エアコン後付け後の後始末

    私の場合は車内のエアコン取付時に外した内張りのカット!

    エアコンを後付けしたので内張りが入りません。

    そうなるとカットですよね!


    それと、私の場合は

    エアコンの室外機が車内に飛び出ているので、カバーの作製!

    それが、この写真です。

    常設ベッドの下にエアコン室外機!

    高さが中途半端だったので、エアコン室外機の上に電装部品をまとめました。

    これで完成です!

    この、全行程を行うのにTOTAL7日かかりました。

    自作をする事で12万円ほどおやすくなりましたが、あなたはチャレンジしてみます?

    まとめ

    1. キャンピングカーのエアコンを後付けする費用は幾ら?
    2. 私がキャンピングカーのエアコンを後付けする為の準備
    3. youtubeでお勉強!

      エアコンの室外機の選定!

      キャンピングカーのエアコンの購入

      材料の調達

    4. エアコン本体の取り付け
    5. エアコン本体取り付け

      室外機取り付け

    6. キャンピングカーのエアコンを後付け配管・配線
    7. エアコン後付け後の後始末
    8. まとめ

    キャンピングカーにエアコンを後付けを自作で行うと、金額的な効果は絶大!

    ただ、見た目がちょっと問題ありますけどね。

    ちゃんと、調べて、手順通りにすれば絶対に、エアコンの後付けは成功します。


    私もコースターを購入する前に、一度バスコンのオーナーさんと話す機会がありました。

    その方も自作でエアコン取り付けされてました。

    その方も、「エアコンなんて自作でとりつけれますよ!」

    私は「ホンマかいなぁ~!」と感じていましたが、出来ちゃいました。

    なので、あなたもきっとできますよ!自信もってください。

    私は、キャンピングカーのエアコンを後付けを自分で行う事ができた事が自信となり、家のエアコンも自作で取り付けてしまいました。

    何事も「為せば成る」です。